スコットランドの英雄ウィリアム・ウォレス卿(メル・ギブソン)の史実に基づいたフィクション映画。高貴な生まれでもなく、貧しい家に生まれたウィリアム・ウォレスが、英国軍の兵士によって妻を凌辱、殺害され、怒りに燃えて、母国の自由を守るために英国との戦いに立ち上がる。数に勝り、よく訓練された英国軍を相手に、ウィリアム・ウォレスの戦場における大将としての優れた指揮能力、天才的な戦略の数々がスコットランド軍を善戦に導く。メル・ギブソンがかっこいい。妻への愛、愛国心、そして、裏切り、絶望。見ごたえのある映画だった。英国の王子と戦略結婚させられたフランス国王女のソフィー・マルソーがメル・ギブソンに恋するという設定は???。
実話をもとにした漫画は、あれこれ盛り込みすぎてひどくつまらないものになる場合が多々ある中で、これは、すごく読んでて面白く仕上がっています。 ナレーション部分が少なく、絵とセリフでうまく構成してあるからか、「3冠を獲るまでがメインの物語」と、割り切ってあるからか、ストーリーがまとまっていて、読んでて盛り上がりがあります。 (出版時期が2006年10月のため、凱旋門賞への挑戦直前までが描かれる形になっています)
また、 ダービー前日に市川厩務員が「出遅れませんように、ケガしませんように」と、バンテージを巻くシーン。 ダービーのインタビューで、池江調教師が「うれしい・・・」と言うシーン。 3冠を目前にしたインタビューで、武豊がひざの上でグッと握りこぶしをつくるシーン。 などなど、印象的なシーンが要所で効いてます。
ディープインパクトとか競馬とかを知らない人が読んでも、充分に面白いと思える作品だと思います。
長い映画だが、戦闘シーンと俳優陣の演技が見事であり、退屈はしない。音楽もいい。
特に王族や貴族を演じる俳優たちは、単純な理想だけでない動機で行動する人物造形をこなし、見応えがある。
ただ、主人公が外見だけでなく、戦闘技術や忍耐力において常人ではない描写が多く、それが却って感情移入を妨げる部分は感じた。映画だから主役はかっこよくていいのだけれど、歴史を題材にしているので、一定のリアルさは無いと少し冷めてしまう。
なお、スプラッタとまでは行かないが、残虐なシーンもあるので、その手の表現が苦手な人は避けた方が良いかもしれない。(時間的にはごく一部だが)
基本的には歴史を題材にしたオーソドックスな長時間ドラマで堅実な良作である。
さすが!と思わせるホーナーの音楽である。 アカデミー賞を受賞したのもうなずける。 イギリス音楽には欠かすことのできない、バグパイプも随所に使われており、映画本編を知らない人も十分楽しめる作品だ。とにかく劇的な作品!
brave heart……勇気ある心。歌の感じからしてその通りですね!初代の進化曲デスがとってもいい曲なのでデジモンを知らない人もぜひ聴いてみたらいいですよぉ。
|