幻想水滸伝IV 初回生産版
船の操作性がイマイチ(島に近づくと旋回してしまう)な所や
敵との遭遇率が高いこと、広い海の割には島が少ないなど不満点は
結構ありました。
イベントシーンでも声やモーションキャプチャーを使った演出は良
かったのですが編集の仕方が良くないのか、唐突に違うシーンに移っ
たりします。
全体的にボリュームが少ないと感じました。
幻想水滸伝4 公式ガイドコンプリートエディション (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
ストーリーの進め方に合わせて仲間の集め方も分かりやすく書かれており、もちろん各ステージのマップも載せられています。
アイテムの入手方法や2週目の特典・効率よくレベルを上げる方法・スタッフのインタビューも。
108星一人一人の個性の伸ばし方や身長・年齢などのプロフィールも乗っているのでキャラファンにも嬉しい内容になっています。
他にも本拠地でのイベント(風呂・懺悔室等)のセリフパターンも全て掲載されています。
攻略に必要な事は全て載せられると言っても良いと思います。
私はこれ一冊で大満足です。ただ何故★が4つかと言うと、一部誤字があったためです。
例えば「Tを仲間にするにはP●●●にあるイベントまで」と書かれていたのに、それではもう遅い等。
第二版で修正されている事を祈ります…。
113号事件 勝田清孝の真実 (ノンフィクションブックス)
このような、死刑囚となってしまった人達の心理にとても関心を持っているので、かなり期待して読みました。ですが、この本は出版しない方が良かったのではないかという感想を持ちました。
それは死刑となった死者の心を守る為に、です。勝田が著者に心を開いたのは、著者がキリスト者であったからというより、率直に言えば、多分に女性であったからのような感想を持ちましたし、勝田の語る女性としての著者への「恋心」の迸る沢山の文は、公開してはいけないもので、それは心に秘めておくべき使命が著者にはあったのではないでしょうか。
何の為に本にしたのか、疑問に思いました。
勝田が人生の最期の時に、心を許せる女性と巡り会えたことは幸せであったと思うと同時に、その信じていた女性に、秘めたるラブレターやさらけ出した心の全てを、一般に公開されてしまったとも言える勝田を、気の毒にも思いました。
また、著者を支えたのは(あまり書かれてはいませんでしたが)著者の夫や子供たちに他ならないと思います。「妻の、母の、恋心の混ざった他者への情愛」をキリスト者であるということで許して見守ってくれた家族には、勝田氏に対して以上に感謝しなくてはならないと思いました。
それにしても、勝田の魂は、今きっと安らかであると思えば、嬉しいですね。
それはやはり著者との関わりがあったからこそですね。