死んだ人が突然蘇えったらというテーマで タイムスリップ物と同じなのですが、 脚本と演出が優れていて、シンプルなのが かえって涙を誘います。
大どんでん返しはシックスセンスと似てますが・・・
初めてこの本を読んだのは友達から借りた時で、はじめは時間があるときに読めばいいや、みたいなキモチだったけど読み始めたらとまらなくて、感動して、声も出なかった。この本を読んだあとは梶尾さんの作品を手当たりしだいによんだけど、やっぱりこの本が一番最高にイイ!特に「時尼に関する覚え書」と「江里の時の時」がおススメ。どれも話は短いからサクッと読めちゃう。読んだ後はこの感動を誰かに伝えたくなるはずです♪
前作「壱里島奇譚」に続く、パワースポットを舞台にしたファンタジー。 題材は同じでも、雰囲気も内容も前作とはまったく違うのは面白い。 スピード感もあってそれなりに楽しめたが、なにかが足りないというか、どこかで見たことあるような印象が拭えない。 どうも一昔前のSFアニメみたいで、もう一捻りして欲しかったかな。
以前見たことがありましたがまた見たいと思い見てみたらまた新たな発見や、以前見たときとは違う感じでまた新鮮な感じで見ることが出来ました。
キャストが意外な人が出ていて驚きました。長澤まさみとか伊東美咲等が出ているのには驚きました。最初見たときは気がつかなかったので、そういう視点から見ると二人の出世具合が分かって面白かったです。他にも意外な人が出ていたりするので探しながら見てみるのも面白いかもしれません。
映画を見ているとおかしいところも少々ありますが、それを入れてもとても良い映画だったと思います。中でもRUIのライブのシーン、黄泉がえった人と黄泉がえらせた人たちとのシーン、特に 斎藤医師、幸子と母親の再会のシーンは良かったです。そして、平太が俊介の検体を探していた病院のシーン、平太と葵のラストシーンは良かったです。
「今あいにゆきます」や「この胸いっぱいの愛を」みたいな映画が好きな人は気に入ると思うの見てみてください。
"ユミ"の名を持つ二人の女性。 一人は保育園に通う娘を持つ主婦。夫との関係や今の境遇に不満を持っている。 一人は独身の24歳。広告代理店の下請けのような仕事をしながらも充実した毎日を送っている。 ところが、それぞれの記憶の中にいつ頃からかもう一人の"ユミ"が混じり込み、そしていつの間にか現実が交差し始める。
導入部の謎の提示。 二人の"ユミ"の生活に共通の人物が現れ謎が深まる中盤。 一人の"ユミ"に迫るトラブルと、急展開する終盤。
良いっ! 途中までゆったりと物語に身を任せていると、中盤以降はもう手が止まりませんでした。 "ラブ・サスペンス"という帯の言葉には同調できないけれど、梶尾さんの長編作品の中では一番読書時間に没頭したかもしれません。
ラストのレストランのくだりが特に好きです。
韓国映画の「イルマーレ」のような、梶尾真治さん自身の「時の"風"に吹かれて」のような、読後に切なさの残る素敵な小説です。
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