スーパーファミコンで出されたタイトルですが、その後PC版など様々なバージョンが出ました。 このプレイステーション版が最終版といえるので、プレーするならこれが良い。 スーファミ版との違いはオープニングムービーの追加、ミイラなどのCGシーンの追加など。 また、重要アイテムの位置もスーファミ版とは若干違います。 一番オススメの改訂点はジェニファーの体力回復。 回復速度が原作のスーファミ版の3倍近い速度なので、非常に快適です。 ホラー映画好きなら観て一瞬でわかると思いますが、ジェニファーはダリオ・アルジェントの1984年のホラーサスペンス「フェノミナ」でブレイクした元祖美少女俳優ジェニファー・コネリーにインスパイアされて作られたヒロイン。 随所にフェノミナやサスペリアなどの1980年代のイタリアン・スプラッタ映画の影響が見られ、好きな方なら思わずニヤリとくるシーンが多いです。 シザーマンは怖いというよりコミカルでさえありますが、逃げるしか手段のない主人公という設定が手に汗握ります。
ゲームは難しいという評価が多いですが、この「キングズ・クエスト」スタイルのアドベンチャーはヒントと直感を頼りに解いていき、死亡エンディングも含めて展開を何度も楽しんでいくうちに真のエンディングまでたどり着くものです。 このジャンルはアメリカのゲーム会社が非常に盛んに作っていて、非常に硬派な作品が多いのでクロックタワーはそれらに比べれば親切でヒントも多く簡単です。 解かせる事を目的にした日本のゲームに慣れた方だと多少歯ごたえが強いと思いますが、製作者とプレーヤの知力の勝負(敗者が得るものはなし。やるかやられるかが本来のゲームだとするなら。)という観点にたったゲーム本来の楽しみ方を知っている方でしたら楽しめると思います。
しかし、こんな良いゲームを作っていたのにヒューマンはアーケードゲーム事業の失敗で倒産してしまいました・・・。 ゲーム開発者のための専門学校まで開校するほどの影響力があったのに・・・。 良い作品を作っても一寸先は闇・・・。現実はホラー映画より怖いかも。
クリアまでの道順、クリックポイントなど詳しく書かれているので 迷わず攻略できると思います。 私はこの一冊で簡単に攻略できました。
過去作品をやったことがない自分の感想としては 良い点 グラはPS2を最大に活かしている 各ボス戦の戦闘システムが楽しい 戦闘中のBGMがやたらにカッコいい ムービーが多い 主人公がかわいい
悪い点 敵の出現頻度がバランス崩壊する程多い クリア後のオマケが少なすぎる 主人公の声がキャラと合っていない 三番目以降の敵キャラのデザインがもはやギャグ化 ↑のせいで怖くなくなる
う〜ん、なにか手を加えたり引いたりすれば評判の 良い作品になったんじゃないか?というくらい 土台はいいので非常に惜しい作品だと思います。
地図も着いてて、各章の終わりにストーリーのまとめも着いてて、とっても分かりやすい! ・・・んだけど、でも最終章の情報なし。 「自分で解いてくれ!」と言われても、そこが面倒だから買ってるんですけどね、攻略本って。
このサントラをきくと、ゲームをプレイした時のことをいやでも思い出します。 怖いゲームでしたが、曲をきいていても怖いです。 でも曲数が多いこともあり、なかなか楽しめるサントラでした。 とくに「ハサミの舞」はかっこいい! ゲーム中はあまり気にしたことのなかった曲でも、こうやってサントラできくと「意外といい曲だなぁ」というものも数多くありました。 プレイ中はなかなか曲を集中してきくということはできないので、このサントラで楽しむのがよいと思います。
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