川上三枝子さんは未映子と名前をかえて、「瞳バイブレーション」「はつ恋」などの新曲を出してますよ。つい最近も「夢みる機械」というアルバムCDが出たばかりです。 この「うちにかえろう」のジャングル・ブギーなんかもエネルギッシュでよかったですが、新作はバラード調の違った魅力でいい感じなんで、おたけさんもぜひ聴いてみてくださいね。
著者の最近の傾向、詩と小説の間を漂う作品集です。 全て創作なのですが、私小説を思わせる上手さです。 ひらがなが多く、切れ目のない主人公の語りにリズムを合わせるのが大変です。 「三月の毛糸」は印税相当額が震災復興に寄付された「それでも三月は、また」に掲載された作品です。 大半の作品が大震災の影響を受けたようで、「愛の夢とか」死んでしまった人たちと 残された人がテーマのような気がしました。 巻末の「十三月怪談」は肝臓疾患であっけなく世を去る時子の語りで始まりますが 残された人々の思いを代弁しているような気がします。 涙腺の弱い人は通勤電車で読まない方が無難です。 秀作です。 ただし、通常の二倍は厚い紙で本を作るのはやめてほしいです。
いや〜実に微妙。川上未映子さんが出演したのが分からないです。余りにテンションが低くて作品に入って行けない。最後は意味が分からなかったです。
小説からファンになり、歌も聴くようになりました。詩がいいのはもちろん、全部三映子さんが作曲もしたというこのアルバムは、本当に素晴らしいです。何回聴いても飽きない、心洗われる歌の世界にはまってしまいました。歌になると詩がきらきらして、人を愛する切なさ、美しさに感動しました。小説もエッセイもいいけれど、三映子さんにはもっと歌って欲しいです。新曲が聴きたいです。
雑誌ですごく紹介されていたので期待大でしたが、、、うーむ。
川上作品で好きなのは、カギカッコの一方的な哲学感が好きです。 今回も主人公の友達(主人公の対比相手はいつも美男美女)の暴走する/思考が止まらない人のわたしぶし炸裂 「うつくしい、かわいい、ださいなどは自分でかんがえていないこと すでにだれかが考えたこと 唯一恋愛は、自分の本能 自分だけの感情」的な事はなるほど とおもえました。
ヘブンの方が好きかな?
他の方もおっしゃっていましたが、主人公魅力ないですよね 世の中の大半はきっと そんな人ばっかだし 自分もそうなんだなとも思えます。 わくわく感やこうよう感ってみんな好きだと思うのに 最近の小説は排他的な事ばかりで夢がない
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