テレビ朝日系列『仮面ライダー電王』第33〜36話を収録したDVD9巻です 近年のシリーズの難解さを吹き飛ばす、軽快で所々で笑える破天荒な作風が魅力 小難しい要素を極力無くした特撮の純粋な面白さ満載で、 子どもから大人まで肩を楽にして楽しめること間違い無しです (総合7/10点)
第33話「タイムトラブラー・コハナ」★★★☆☆5/10点 突然お子様化したハナ。子役ながらその演技力に感嘆 変身不可でも行動力ある侑斗と総集編のような断片描写がどこか寂しげです 18話以来の登場・由香と、戦闘中に必殺技選びで悩む(笑)モモが印象的でした
第34話「時の間(はざま)のピアニスト」★★★★★9/10点 侑斗を傍観者に置き、記憶から消える存在の哀しさを改めて見据えた物語です 決裂したかに見えても、切れぬ人との繋がりが身に染みます。列車5台の各個撃破戦術と 話術で魅せるウラタロス・久々の一人舞台が内に秘めた怒りを静かに演出しています
第35話「悲劇の復活カード・ゼロ」★★★☆☆6/10点 侑斗と桜井。再び自分を削り誰かの過去のため戦う悲しき復活の物語です 無口な悲壮さとデネブの懇願が契約の発端を匂わせています キンタロス中心の#09焼き増し喜劇も抜かりなく、またも極真道場の不憫さに苦笑い
第36話「憑かず、離れず、電車斬り!」★★★★☆8/10点 これぞ電王の名に相応しい合体変身。Climax FORMとは異なり、良太郎自ら戦う 5人+1両の特攻スタイルがなんとも爽快。筋トレ、祝勝パーティの楽しさの中、 自己犠牲精神の侑斗に激昂する彼の意地と執念がぶつかり、互いに高めあう熱さに燃えます
劉健一はカッコイイ!!=金城武もカッコイイ!!日本人にはない色気がありますよね~。この歳でこの色気はなんなんだ?1回観ただけでは名前も憶えられないし、チャイニーズマフィアの関係がごっちゃで、「誰かどこの所属なのーっ?」ってカンジだったんだけど(自分だけ?)2回観れば大丈夫!!で、2回観れば癖になる。今回も武の日本語「?」なとこあるけど、それは健一も日台ハーフというコトでOKにしましょうね。とにかく何もかもがリアルで、新宿に行くのが怖くなっちゃったりしました(笑)さすが香港、台湾、日本と多人種出演だけあって、それがまたリアル感をかもし出してるのかもしれませんね。とにかく、全てにおいてカッコイイ映画です。はっきり言って惚れますよ!!
2003年3月で卒業したNHK(地上波)おかあさんといっしょの、あきひろおにいさんとりょうこお姉さんの最後のソングブックです。 いつものソングブックと同じような構成で、最後には「またねー」というのですが、もうあえないのよ(涙) うちの娘がすきなのは元気マン!元気マンに応援されて嫌いなものを食べるスキットを見て、自分でもがんばって嫌いなものを食べたりします。 親の私が好きなのは最後の"白鳥の歌”わたぼうし。 りょうこおねえさんの透き通った美しい歌声と、おにいさんのコーラスのうまさがにじみ出た佳曲です!
NY編のイメージカラーは、やや紫を帯びた深い蒼。涼しげですが、本当は、赤より高温な、灼熱の炎の色です。一見3シリーズでももっとも淡々とした感じで捜査しつつも、その実、激情を心に秘めて矜持を持ったメンバーの気性をよくあらわしています。 (炎の色は、燃焼のエネルギーの大きさすなわち燃焼温度と関係しており、高温で燃えると青、温度が低くなるにつれて黄〜橙に炎の色が変わります。アルコールランプの黄色い炎よりガスバーナーの青い炎の方が、温度が高い)
妻を9・11テロで失った元海兵隊員であるチームリーダー・マック(ゲイリー・シニーズ)、特殊な環境で育ったこともあり独特な倫理観を持って逡巡しつつもマックの期待に応えようと努力するダニー(カーマイン・ジョヴィナッツォ)、家族に不遇な環境で育ったがそれをばねにしてバイタリティーあふれる行動派捜査で被害者を救おうとするステラ(メリーナ・カナカレデス)、復顔を得意とするセクシーな都会派キャリアウーマン・エイデン(ヴァネッサ・フェルリト)という、一応は公務員とは思えない独特なメンバーが活躍します。 このシリーズは、他のCSIシリーズと違い、科学捜査を主眼にしつつも、サイコな要素も持っています。メンバーは最先端の科学を駆使しつつも、その心中は科学捜査至上主義でなく、むしろ犯罪者の内面や動機に考えをめぐらせ、「なぜ彼(彼女)は罪を犯したのか」「どんな闇を秘めていたのか」「どんな環境が動機をつくってきて、これから彼(彼女)らはどんな道を歩むのか」を深く想い真実を探そうとする。時に直感や感覚と推理と矛盾する証拠が見つかった際には、捜査のスピードを犠牲にしても、伸張かつ誠実に被疑者の言葉を聞く誠実さと公平さがとても印象的。
作中で“科学が生み出すものは悲しみ”との台詞が出てきますが、科学を用いるものが、“心ある科学者”である限り、科学が生み出すものはそれだけでないはず。 世渡りだとか要領のよさだとか、その手の類のものとは無縁な場所にいて、真実を探そうとする中庸なメンバーがとても好き。”「事実」は一つしかないかもしれないが、「真実」は人の数だけ存在する”――私の信条であり理想ですが、それを再現しながら生きている彼らに、とても憧れます。 人の心は、夜の闇のように、底が見えない。世の中にはおよそ物事の表面しか必要としない人も沢山いるけれど、闇の先に何があるのか、真摯に探して見届けようとする人もいるのだということが、心に残ります。
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