とりあえず悪くはないかな すごく実感があるというわけでもない きっと歯周病菌を倒してくれているのだろうという感じ 具体的にこうなったというわけでもないので△ 歯が茶色に染まったのはこれのせいだろうか(今のところ一部分)
上巻から続く。 輸入凸型機関車EC40形12両と、国産デコチン機関車ED40形14両の計26両でようやく全列車が電気運転に移行した碓氷線であったが、さらに輸送力アップのため機関車の大型化をはかるべく、参考車両として大正15年に輸入されたのがスイス製のED41形2両。横川側妻面は後退角がついた折妻デザインでスマートさが際立つ(軽井沢側は平妻)。ED41輸入後は碓氷線では3機種の電機を混在運用しており、どの機関車なら何t牽ける、どれとどれの組み合わせなら何t牽けると現場の機関車運用管理はさぞ大変だったと思うが、写真でもED41+ED40+EC40+客車というものが見られ、その凸凹ぶりが楽しい。このED41を徹底的に研究して昭和8年に国産製造されたのがアプト式の真打ちED42。中巻はその誕生の経緯とその構造まで。その活躍は下巻に続く。
私は歯科医院で勤務してますが、このブリリアントをおすすめしていて、自分も使っています。 今回他の商品も欲しかったので一緒に購入しましたが使っていると分かりますがかなりいい商品です。 歯が白くなったとも言われましたし、汚れも綺麗に落ちます。 使用後は、さっぱりして9才の息子にも使っています。おすすめです!
中巻から続く。 下巻はアプト式最終形式のED42形28両の形態分類と活躍について。4形式の中ではもっとも近年まで活躍していた形式でもあり、その細部の写真や走行風景写真も数多く、キハ57・80を始め、各種客貨車を押し上げる活躍シーン、アプト式終焉期のEF63との同居シーンなど非常に多彩。3巻のうちでも一番写真が多く、さながらED42写真集といった体裁である。
個人的には本シリーズを読んで、ED42が横川側正面は貫通ドア1枚(向かって右)、軽井沢側正面は貫通ドア2枚(左右両側)でこちら側には運転席が無かったということを初めて知った(ED40・41も同様)。よく写真で横川側に3両、軽井沢側に1両の機関車がついて碓氷線を登っているものを見るが、軽井沢の先頭の機関車の機関士はその後部に乗っていたということだ。そのためED41・42ではSLのように車体幅よりキャブ幅が左右10cmずつ広くなっており、そこに前方注視用の細窓があったという。
全体を通して難点を挙げるとすれば、ED41までが上巻と中巻前半、ED42が中巻後半と下巻、と中途半端な所で3巻に割っているところ。増頁して2分冊なら読みやすかったのに…。あと、RM LIBRALYも最近の号は1050円から1260円に値上げされており、全部買うと3780円とワンテーマとしてはかなり高い事。自分も懐を見ながら3カ月くらいで揃えた。…とするとやっぱり3分冊が良いのか(笑)。
RM LIBRALYシリーズには『碓氷峠の一世紀―運転史から見た横軽間の104年(上巻)、(下巻)』もある。続編として読んでみてはどうだろうか。
『うがつトンネル26♪』の長野県歌にも出てくるようにアプト時代の碓氷線には26本のトンネルがある。その長く数多いトンネル内をアプト式蒸機が時速8km/hで登坂していたというからその煙害たるや想像を絶するものがある。その解決のために選ばれたのが全国初の幹線電化とアプト式電気機関車の輸入。 ドイツ製の凸型ボディーの電気機関車10000形(後のEC40)が明治44年(!?)から12両輸入されたが…、はたして。
なにしろ電気機関車を初めて見る国の人たちがいきなりアプト式で急勾配を登らせようというのだからそれはもう大変な苦労があったようだ。粘着用動輪3軸、ラック用動輪2軸でそれぞれ巨大なモーターを1台ずつ室内にドンとおき、直径1mもあろうかという巨大な歯車を回し、そこから生えたロッドが床を突き抜けて下の動輪を動かす。自分は本書を読むまでロッド式電機というのは最低1軸にはモーターの回転力が歯車で伝達されていて他の動輪への伝達がロッドによると思っていたので、目から鱗。また一番横川寄の本務機、その上の第一補機、客貨車数両をはさんで中間補機の3両の機関車間をケーブルでつないで本務機から重連総括制御ができたというから驚き。凸型のボンネットにはそのケーブルリールが収まっているのだ。
電気機関車の国産化を目論む日本の鉄道技術者達はこの10000形を徹底的に研究し、大正8年、初の国産電気機関車10020形(後のED40)を完成させる。しかもこの10020形、粘着3軸駆動の10000形に対して粘着4軸駆動と、粘着力と出力のアップに成功している。初の国産車製造の段階で、単なる輸入車のデッドコピーでなく、大改良を施している技術力はすごい。ただしそのデザインセンスは…。見た目は10000型の可愛らしい凸型からは似ても似つかぬヌリカベ顔で、背面には運転台も無く、抵抗器室が連結相手側に飛び出しているというぶっ飛んだ形であった…。 中巻に続く。
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