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コナミスポーツ&ライフ(KONAMI Sports&Life) ステップウェル2 STP78 購入理由:今まで踏み台昇降時に段ボールや雑誌を束ねたものを台にしていましたが、滑ったり裁ち屑がでてよくないので、製品を購入しました。
使用感:軽くて、機能的には十分です。裁ち屑で部屋が汚れることもないし、軽いので好きな場所へ持っていけます。段差の微調整も利くので、背の低い私でも膝の痛くならない高さで使用できます。踏み面は凸凹がつけてあり、素足で行う私には少々刺激的ですが、踏んでいるうちにすぐに慣れ、滑りもせず程よい刺激となり快適です。
使用状況:毎日使用し、一日あたり1時間程度で、メール処理やニュース閲覧をしながら行っています。(パソコンはトラックボールで操作しています)階下・隣室への騒音は、着地に気を使うと、かなり違います。また音をさせないように着地すると、下半身の筋肉がより一層鍛えられるようで、お勧めです。
マイナス評価の理由:わかった上で購入してはいるのですが、
(1)色がインテリアに合わないこと(この色合いが似合うのはモノトーンの部屋ぐらいでしょうか)、(2)幅が広すぎ、置き場所に苦労すること。肩幅と同じだけあればいいのでは?(3)奥行きがもう少しほしい。時々踏みこしてしまうので 
の3点です。これらを改善した商品が出たら二台目を買ってしまいそうです。

ベニスに死す〈ニューマスター版〉 [VHS]  1940年代~1970年代に数多くの作品を撮ったルキノ・ヴィスコンティの映画群は、中学生の頃からよく見ていました。

 大阪のミニシアターで特集が組まれて上映されていたので、前売り券を買って心待ちにするほど好きでした。

 ヴィスコンティの何が好きだったかと聞かれれば、映画の中で描かれる貴族達の生き方に対する憧れと、クラシック音楽と官能的色彩の映像による独特の高揚感が、麻薬のように若い日の感受性を刺激したのです。

 ルキノ・ヴィスコンティは、アルファ・ロメオ社の紋章にも見られるミラノ公ヴィスコンティ家の直系です。つまり、ヨーロッパ随一の貴族の生まれです。

 ミラノスカラ座のパトロンだったヴィスコンティ家には、数々の著名人、芸術家が出入りし、その中で生まれ育ったヴィスコンティは、まさに第一次大戦前の平和な時代(ベル・エポック)のヨーロッパ文化の申し子でした。

 彼の幼い時の遊び相手は、名指揮者トスカニーニの息子だったり、夜の遊びを教えた兄貴的存在が詩人のジャン・コクトーだったり、映画の撮り方を教えた人物が画家ルノアールの孫のジャン・ルノアールであったり、ヴィスコンティが最初に演出した舞台の芸術担当がサルバトール・ダリだったり、そんな話はつきません。

 世界的な芸術家たちからじかに様々な事を吸収したヴィスコンティは、舞台、映画、オペラにおいて、先駆的な成功を次々とおさめ、やがて巨匠と呼ばれるようになります。 アラン・ドロンを発掘したのも、マリアカラスの黄金時代を舞台演出家として支えたのもヴィスコンティでした。

 一方、ヴィスコンティが生きた時代は、芸術家である以上に、政治的な人間であるうことが求められる時代でした。

 ヴィスコンティの青春時代、ヨーロッパでは2度の大戦が起こりますが、ドイツ文学やゲルマン民族の文化に深い共感を持っていたヴィスコンティは、ナチス前夜のドイツを旅して、ナチスによるゲルマン文化の復興に深い共感をおぼえます。

 しかし、結局、ヴィスコンティはナチスになびくことはなく、それどころか、「赤の貴族」と呼ばれ、イタリア共産党に入党し、対ナチスのレジスタンス活動を援助して、ナチスに投獄され死刑を言い渡されたこともありました。

 でも、ヴィスコンティの親しい友人の何人かはナチスになびきました。ヴィスコンティが生涯にわたって親友関係を続けた、シャネルの創始者のココ・シャネルもその一人でした。戦後、その事を理由に非難されたココ・シャネルの気持ちを、自分も一時期ナチスに心情的に共感したこともあったヴィスコンティは理解できました。

 ヴィスコンティはのちに、「地獄に堕ちた勇者ども」という映画でナチス前夜のドイツの上流階級を描きます。その時代の混沌とした時代精神を描くことによって、その時代に生きた人々を、そして親友のココ・シャネルを弁明しようとしたのだ、と彼は語っています。

 そして、シャネルが死んだ時、ヴィスコンティは赤い薔薇を送り、「ベニスに死す」 という映画を撮って、ベルエポックの時代に輝きを放ったシャネルの衣装とその時代風景を映像で蘇らせて、亡きシャネルに捧げました。


レ-シングオン452 アラン・プロスト―Motorsport magazine (NEWS mook) アイルトン・セナの国、ここ日本でこのようなアラン・プロストの特集本が今リリースされたのはちょっと意外で驚きです。カーナンバー1の美しいフェラーリ641の表紙をめくると、そこからは編集者の長年のプロストに関する強い思いが日本のF1ファンへ向けられています。F1とプロストに熱くなったあの頃が蘇ってきます。ちょっとプロスト寄り過ぎているところもありますが、少数派の日本のプロストファンにはもちろん、大多数のセナファンにも読んでもらいたい希少な特集本です。
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