ムーの白鯨 という僕が子供の頃、放映されていたアニメのサントラ です。 この作品の大凡のあらすじは、次のとおりです。 かってムー帝国との戦いに敗れたアトランティスが、小惑星として 現代にタイムスリップ。再び世界征服をしようとたくらみます。 テレパシーでイースター島に集められた剣、譲、麗、信、学の5人は、 ムーの王ラ・ムーの娘のマドーラ、そしてラ・ムーの脳が納められて いる空飛ぶサイボーグ白鯨とともに、アトランティスの王子プラトス、 謎を秘めたラメールらと、世界各地の遺跡戦いを繰り広げます。 また、ただのドンパチアニメではなく、戦うことの矛盾やその葛藤 を描いている作品でもあります。特に中盤以降、無限の力を秘めた魔 の石オリハルコンを手にしたアトランティス軍が悪王ザルゴンを復活 させて優勢を誇っていくなかで、人間の愛すら認めない父ザルゴンに 心痛める皇子プラトスとラ・メールの描写。そして、この父国を憎み、 心豊かなムー軍を信じだしたプラトスは、人間と愛の尊さを訴えなが ら、ついに、銃口を父ザルゴンの胸へ。立場の異なる男女の悲哀みた いなものが描かれています。 そして、この壮大な内容に花を添えていたのが水木一郎さんの歌う OPとED。特にEDの 『信じるかい』 は、語りかけるような歌 詞が素敵で、どこか郷愁を帯びていて感動的です。 当時の作品をご存知ない方には、意味がないアルバムだと思います。 逆に、アニメをご覧になられていた方にとっては、こんな低価格であ の名曲が聴けるなんて、いい時代になりましたね。(笑)
70〜80年初頭の代表的なアニソンの1枚。 どれも名曲ぞろいの上手な構成のアルバムです。 全くこの手のアルバム持っていない方には オススメな1枚です。
が幾つか持ってる人にはかぶる曲も多いのは事実。 なんせ王道の1枚ですから〜。
自分はレアな名曲、「ポプラ通りの家」目当てで購入しました。 夢の船乗りはタケカワ版でした。
30年の歳月を感じさせない画像の素晴らしさ!さらに新番組企画書が特典映像として付けられているあたり、涙が出るほど感動モノです。これを買わずしてムー白ファンは名乗れません。
随分古い作品なので今の社会にそぐわない表現が音声カットと言う形で修正されています。 また、著作権者の変更に伴いオープニング・エンディングがデジタルアニメ(最近よく目にするジャギの目立つデジタル彩色のアレです)でリメイクされた物に差し替えられています。 動画その物は旧作と同じ内容ですが、それでも最終話の本編ラストシーンからそのまま続く筈の特別EDまでもが差し換えられているのはかなりのマイナスポイントと言えます。そこまでして権利所有を誇示したいのでしょうか。 本編映像は綺麗なリマスタリングが施されて素晴らしいだけにそこだけが残念です。
水木一郎アニキのエッセンスがこの2枚にぎゅっと凝縮されています。でもまだまだ足りないような気がするのはアニキのレパートリーの多さから。多分アニキの全集を作ろうと思ったらCD10枚でも足りないでしょう。でも、厳選された曲の数々が入っているのでおすすめです。アニキ節をじっくり味わいたい方は是非どうぞ。
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