ネオ・ウルトラQ VOL.1 [Blu-ray]
ウルトラQ放送後に「ウルトラQ ザ・ムービー」「ウルトラQ ダークファンタジー」と続編を製作リアルタイムで見た世代としては期待をかなり裏切られた感じの内容ですが、この作品WOWOWで放送されたのを見ての感想ですが、フルハイビジョンのこのご時世、怪獣などはなんとなくハリボテの怪獣にしかCG等もきれいですがオリジナル作品等に比較するとちょっと物足りないものの映像のカラーもオリジナルを意識してかトーンも昔風で内容も怪獣以外の話も多く当時を彷彿させる雰囲気や大人が絶得ることができる正当な続編といえる内容です。オープニングはオリジナルと違いますが音楽は同じで昔のファンを喜ばせます。今回もナレーター石坂浩二だったらなあ。ただ第1巻2話でこの価格はどうも........
小説作法ABC (新潮選書)
デビュー以来、第一線で活躍し続ける作家にして、大学教授。
しかも、チャン・ツィイーと二人で雑誌の表紙を飾るほどの、ナイス・ミドルである著者の最新作は
大学の講義をベースに、自身の作家人生の中で習得した「小説作法」を教授する本作。
タイトルのとおり、本書の記述のほとんどが小説の書き方に割かれます。
ですから単純に考えれば、読み手にはあまり関係のない話―
とも思えます。
しかし、たとえば
料理を、直感的な好き嫌いで判断するのではなく、
その善し悪しを吟味しようとするのであれば
料理の作り方や食材についての知識が必要であるのと同じように
小説を深く味わおうとするのであれば
作家がどのような点に留意し、苦悩したのかを知らなくてはいけない。
そうした観点からすると、
本書は作家が最低限留意すべき点―読者が小説を読むときに注意すべき点―
が紹介された、読書作法ABCとも言えます。
個別の記述については、興味深い点が毎ページあり
何度も読み返したくなるのですが、
とりわけ記憶に残ったのは、
筆者の無意識まで読み解くことで、読者と筆者の理想的な関係が築かれる
―という箇所。
そして
(あまり本筋には関係のない)韓流ドラマで記憶喪失が描かれるのは、軍役のメタファーだ
―という指摘。
なるほどなぁと感心しきりです。
小説家を目指す方のみならず
より一歩上級の自覚的な読書をしようとする方に
ぜひとも、ぜひとも読んでいただきたい著作です☆☆
ロッコプレスティア ファンクベース 模範演奏CD付
なかなかお目にかかることの出来ない貴重なロッコのベースのコピー譜集。名曲「What Is Hip」等タワーオブパワーの作品の他、この本のために演奏されたジャムセッション風の曲が収められています。 模範演奏のCDはガリバルディとロッコのコンビによる演奏が収録されています。しかもロッコのベースを抜いたトラックも収録されていますので、CDと一緒に弾いているとまるでTOPのメンバーになったかのような錯覚に陥ることのできる楽しいCDです。
この模範CDの演奏はなかなかかっこよく、ひとつのミニアルバム的に聴いても楽しめます。(その際はマイナス・ワン・トラックが余分に感じられますが・・・)。
このセットの収録曲は僅か8曲ですが、ロッコの手クセを研究する上での手がかりとするにはは十分な内容かとも思います。
バンドを組む仲間に恵まれない孤独なベースオタクの方も必携かと思います。