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ヴァイオリニストして高名なヨゼフ・スーク、こちらもまた優れたベテランピアニストのヤン・パネンカといったプラハの大御所ふたりによるヴィオラ・ソナタ。スークはヴィオラでもマエストロの名に恥じぬ技量の持ち主。1990年の録音。ブラームス晩年のこのソナタは、ご高承のとおりクラリネット版が先行し、ヴィオラ演奏も可能と作曲家が指定した経緯がある。当方はクラリネット版のほうを好むから、これまでヴィオラ版は聴かなかった。ヴィオラ指定するところがいかにもブラームスだが、渋いだけではない軽やかさは減じ、全篇を諦念の情が領する感強し。特に第1番フィナーレの愉悦は、暗さを帯びて世間に言う“ブラームスらしさ”に転じる。スークは、それをまた誠心誠意演奏しているから余計だ。デュオとしての演奏は見事。
ベートーヴェンの抒情性を最大限に発展させた演奏として評価したい。勿論、彼の音楽の構築性、あるいは哲学的な深みや緊張感の表出という観点から聴けば、他にも更に優れた全曲集はある。スークとパネンカは双方ともいわゆる美音の持ち主で、その音色を生かす表現に傾くのは当然だが、かと言ってこのソナタ集がそれほどおとなしいものでないことは第七番ハ短調や第九番イ長調「クロイツェル」のドラマティックな解釈を聴けば納得できるだろう。また嘗ての美音を誇った奏者たちにありがちな耽美的な古臭さは微塵も無く、むしろ現代的なセンスで曲想を把握し、それを洗練された趣味と音色で歌い上げていく颯爽とした表現が魅力だ。アンサンブルとしても緊密で、特に緩徐楽章でのスークの瑞々しい歌い口にパネンカの澄み切ったピアノの音色が良く溶け合って、聴き手を陶酔させる。このピアニストの隅々まで行き届いた、潔癖とも言えるダイナミクスの表出は特筆すべき価値がある。1966年から67年にかけてのスプラフォンの録音で、リマスターされた音質は申し分ない。
矢田亜希子PHOTO
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