じゃじゃ馬馴らしの舞台を観に行けなかったので、DVDを買いました。値打に買えてラッキーでした。山本裕典くんの初めての蜷川幸雄さん演出での舞台。上手に演じ切っていました。亀次郎さん、筧利夫さん、月川くんの演技にも興味があり本当に買って良かったです。
村の酔っ払いを、領主がからかって領主のフリをさせるお話と そのお話の中で行われる劇中劇。 美しいがじゃじゃ馬のため、求婚者がいない姉と しとやかで求婚者が列をなす妹。 父親は姉が結婚するまでは妹も結婚させないといい、 お金があればだれでもいい、という紳士が姉との結婚に名乗り上げ 姉を従順な妻にしようとする、という喜劇。
入れ替わりにつぐ入れ替わり、 当意即妙のやりとりがシェイクスピアらしく、楽しい劇です。 現代の視点で見れば、姉を「じゃじゃ馬馴らし」するやり方は ひどいと思いますが 会話の軽妙さは見事なものです。
原本の解説が詳しいです。
名優リチャード バートンと出会い結ばれ戯曲「バージニアウルフなんか怖くない」で見事、2度目のアカデミー主演女優賞を獲得した絶世の美女といわれた女優のエリザベス テイラーが次に選んだのがこの戯曲作品でした。この戯曲はかつて黄金カップルと言われたアクロバット俳優のダグラス フェアバンクスとアメリカの恋人といわれた女優のメアリー ピックフォードが夫婦で共演をし話題となった作品でもありました。名優リチャード バートンはやっぱり演技が上手いですねぇ、野蛮で堕落的な男を実にコミカルに演じています、エリザベス テイラーは前の映画の役作りで体重を増やし、減量が追いつかずにまだまだ少しふっくらとしていますがそれでもやっぱり綺麗ですねぇ、演技もなかなかのもの、後、注目なのがこの映画でデビューをしたイギリス俳優のマイケル ヨークですねぇ、金髪にスマートな容姿が実に良く演技もなかなかのもの、彼は後年、「ドクターモローの島」で名優のバート ランカスターとも共演をしていますね、とにかくこの「じゃじゃ馬ならし」実にコミカルで力強く観ていて実に楽しい作品でしたよ。
最もお勧めは5曲目。これはやば過ぎる!!!フェローンのドラミングとチャカカーンの声が絶妙なグルーヴ感を醸し出している。出来れば夏の終わりを感じさせる4曲目からの流れで聞いてもらいたい。フリーソウル系でお馴染みの3曲目も入っているのでぜひ聞いて貰いたい。
この作品のカタリ−ナのように 強くて、かつ包容力のある男の人の手の平の上で、ころがされながらも、わがままに生きられたら どんなに楽しいか・・・ 普段の生活に重ねてみたくなるような 主人公にのめり込んでいます。
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