首なしの鶏が自走し、タヌキが畑を荒らす。ユンボが泥地に沈めば、自作サウナが湯気を出す。牧歌的というにはあまりにワイルド、ロハスというには限りなく泥臭い、とてもビューティフルな自給自足奮闘記。羨ましい、でも真似できない。読むだにそんな悔しさが滲み、そしてまた読んでしまう悔しさ。「悔しいっ……でも再読しちゃう(ビクンビクン」そんなアンビバレンツな感情を思う様引き出してくれる希有なる一冊ですぞ。
タイトルから想像が付く通り、作者が山暮らしを営んでいるのは福島県で、福島と言えば東日本大震災で原発事故の地元と来ています。 当然山の中といえども震災の影響はそれ相応に被るわけですが、筆者にしてみれば周囲の放射線量よりも電力消費の方を真剣に考え、無電化生活を決意するわけです。ところが山に移住する際にテレビは捨て、携帯電話も解約して、ご飯は薪のカマドで炊くなどはしていても、井戸のポンプやエッセイの仕事で使う電灯や通信機器、その他諸々で電気を使わざるを得ず、サウナの後のビールも手放せない。更には無電化生活に冷めている嫁さんは丸太小屋の側の母屋に別居生活。結局消費電力は作者曰く「半分ちょい」で、それでも気負ったり無理をするわけでもなく、「ビンボーくさいながらも、妙なる充足と満足が漂って心地よい」そうで、ある意味欲望と上手く折り合いを付けられていると私は読んでいて思うわけです。 まあそんな事を考えなくても、炭焼き小屋を作って実際に炭焼きをするくだりでノスタルジーに浸るのも良し、北海道でサケ釣りをする所やその他随所に出てくる食べ物を上手そうだと眺めるも良し、楽しみ方は色々です。
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