どうしてもそうなっちゃうのかなぁ、主人公のユミちゃん、継母、ケイコちゃん、ユミのお母さんみんなを不幸にしたダメ親父が、何故か一度も出てこないし罰も受けてないですよね。それこそワニの餌にしちゃえばよいのに、彼だけはうまく罪を逃れてて、女同士の愛憎劇になっちゃった感じ。女ってそんなもんかもと思うけど、やっぱり悔しい。自分は実の娘のユミの荒んだ生活も知らず、死ぬほど憎みあっている継母(ユミの母を自殺に追いやった自分の妾)に、月々のマンション代を娘に渡すよう指示する父親なんて最低。個人的にはやっぱり岡崎さんの作品では「ヘルタースケルター」の方が、カーンと視界が開けてて好きですf^_^;
裸の青春。夏木マリさん最高!今の甘いドラマに比べると加山雄三さんが教師役の高校教師良かったなぁ。あー、あの日に帰りたい。
ごく普通の高校生たちの日常生活の裏に隠れる、非日常な一面を描いた作品。
いじめられていた同級生を主人公が助けるところから始まるが、 周囲の人間の知られざる一面が徐々にわかってくる展開。 無機質で悪びれない彼らの言動をリアルと取るかどうかは人次第だが、 個人的にはあまりに突飛な設定が多く、誰にも感情移入できずに 中盤までダラダラした内容で退屈に感じた。
終盤はやや派手な展開があったが、 そういった刺激を求めるなら「ヘルタースケルター」の方が良い。
たとえばこの漫画の男版なんて、絶対にあり得ないだろうと思う。 女の漫画=「恋愛」だと思ってる人は、一度読んでみることをオススメします。 この漫画には愛などどこにも存在しないのです。 欲望と破滅と、僅かな希望だけ。 「ザ・セル」(J・ロペス主演の映画)の1シーンを思わせるカットも見事。いい映画を観終えた後のような興奮が味わえます。
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