生まれたままの私を
彼女の作品は、本当に素晴らしい♪
この小説を読んで、更に彼女に興味が湧きました。
音楽は聞く絵画、絵画は見る音楽。ヌード絵画とは、ミリヤの赤裸々な曲の投影。
今作は、ミリヤの曲を耳にした幻冬舎社長・見城徹氏が、
「この人の抱える切なさは尋常じゃない。この才能は文学になる」と、依頼して実現。
見城氏は、坂本龍一、松任谷由実、尾崎豊らと深い親交があることでも有名で、
かつて、尾崎のシェリーという曲を耳にした見城氏は「この男の切なさは尋常じゃない」と、
彼の事務所に電話し、彼と実際に会って出版の話を持ちかけ「誰かのクラクション」という本はベストセラーになります。
尾崎豊も加藤ミリヤも、詩を作ってメロディにする以外、信じられるものがないのではないでしょうか?
私の勝手な憶測でしかありませんが、真実や真心、永遠や愛、自由や夢といった無形のものを本当は信じられないように思うのです。
自分の感性を歌詞や文章にすることでしか救われない不器用な人間だから、
とても切ない、人の心を打つメロディラインや詩ができるのではないでしょうか?
信じられないけど、それらを他の誰よりも信じているし、求めている、探している、だからそれを伝えていく。
それこそ、尾崎豊や加藤ミリヤが、歌を歌い続ける理由のように思うのです。
作品に対して賛否両論あると思いますが、無関心よりいいと思うし、
それぞれの解釈によって受け取り方は後から生じるもので、自由で良いと私は思うのです。
この小説は「孤独」というものを痛々しいくらい、ありありと表現しています。
文章力も彼女はすごくあると思います。私は、すごくこの作品が好きです。
この作品は孤独を感じている人にすごく染み入ると思いますよ。
アザーズ【日本語吹替版】 [VHS]
グレース親子、3人の使用人、何か違和感を感じながらも
まったく気づかず、ラストはかなり驚きました。ホラー映画というよりは寧ろ、家族の絆のような
ものを強く感じましたね。
母親役のニコール・キッドマンは、偶然同名なのかグレース・ケリーばりの
気品漂う美しさで、十分楽しめます。
この映画、ホラー好きさんはもちろん、小さいお子様をもってらっしゃる
主婦層にもなにかしら残すのではないでしょうか。
実際私も母親の立場から見ると、胸をぎゅうっとしめつけられるほどの
せつなさを味わいました。
何度でも見返したい、そんな作品なのです。
ベイグラントストーリー完全ガイドブック―アシュレイ追跡調査報告書
ゲームクリアをするには、必要十分な内容です。
本書のいい所は、マップ間のつながりや、対モンスター攻略など、説明が絶妙に不自由なことです。
ゲームプレイ中に攻略本をペラペラとめくる「手間」が、楽しい。
私が使った本は、インデックスシールを貼りまくって、たいへんな状態になりましたが、そのボロい状態がまた、楽しかったです。