永島慎二さんn漫画家残酷物語も久しく 会えなく、ようやくご対面できて年甲斐もなく 感激して読みました。 ありがとうございます。
長らく探していた本です。かなり前に読んで永島慎二さんのファンでした、 手に入り感激してます、
いつの時代にもいると思うのです、具体性がないのにけっこうマジメに夢を追う若者たちって。そんな若者たちへの愛情があふれている作品です。夢に真剣なのに計算力が低くて、それでいて情に厚くて、かといって保守的でなくやや反社会的な意識は持っている。こんな若者が多かったなあ、あのころ。そういえばあのころはみんな薄汚れた安下宿でろくなもの食べてなかったくせに、酒と本はケチらなかったような・・・。なお、この作品のテーマは、山本周五郎の虚空遍歴に驚くほど符合しているように思えます。
子供の頃、女の子むけアニメなんかバカにしてた私ですが、 これだけは隠れてこっそり観ていました。 作画の小松原さんの追悼上映で久し振りに見て、 その理由がわかりました。
とにかく健気なのですリミットちゃんは!! 他の魔法少女と違い、悩んでばかりいるのです。 正体がバレたら困る、 でもピンチの人を見過ごす訳にもいかない・・・。 どうしよう?
と頭を抱えながら、最終的にはみんなを救って 「ねえねえ、何があったの?」 なあんてトボケて現れる・・・。
かっこいい・・・。 かわいい・・・。 憧れるぜ・・・。
アニメーションとしてのレベルが高いものは現在多く ありますが、こんな風に何気なく志の高い作品、 見つからないと思います。
気軽に観られる形での再発を願います!!
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