アイルランド移民が虐げられる話は良く聞きますが ネッド・ケリーのことは知りませんでした。 全く予備知識なしに観ましたが、最後が容易に想像付くだけに 見続けるのが辛かったです。 そして特典を観て、また涙。 あれは、それこそまさに彼にとっては宝物だったのでしょうね。 王子様でないオーランド・ブルームを観たいが為に購入したのですが この作品で共演したジェフリー・ラッシュが、後にパイレーツの 鍛冶屋役にオーランドを強く推薦した、というのが解る好演技でした。 警視役のジェフリー・ラッシュは、流石です。 思いっきり蛇足。 ゴシキセイガイインコがとことこ歩いて登場するシーン(ほんのちょっと)は鳥好き にはたまりません。
劇場公開では、日本語訳の誤訳がもんだいとなりました。 わたしは、そんな状況で、映画を観ずに、我慢してきました。そして、このDVDの発売を待っていました。 このDVDをみて『ありがとう。ピータージャクソン監督!』と感動いたしました。 もちろん劇場公開時の日本語訳の問題は、解消されています。 この4枚組のDVDを買って良かったと思いました。 すでに2枚組DVDも持っていましたが、内容が違います。 本編そのものがとてもよい流れに仕上がっています。 もし、本の「指輪物語」を読了した方、読み進むのに苦労している方。まだ 観てない方には、ぜひ購入をおすすめします。 このDVD商品には、いろいろなことが特典映像に納められています。 ・美術スタッフの話 ・衣装ス!タ!!ッフの話 ・大道具小道具の話 スタッフのインタビューや、アラゴルン(ヴィゴ)などのキャストインタビューをまじえて、とても楽しく時間が流れてゆきます。 ・そして、本編の未公開シーン30分 ほかにもいろいろ特典映像にストーリーボード(絵コンテ)など、もふくまれています。 どうぞ「指輪物語」の空間と時間をお楽しみ下さい。
DVDの通常版と、Bru-rayのディレクターズカット版の両方を保有しています。この映画は、私のお気に入りです。 最初に通常版を購入し、その後ディレクターズカット版を購入して見比べて、驚きました。
通常版は、時間的な制約から、ディレクターズカット版より多くの物語の展開がカットされて、セリフもそれに合わせて、細かく修正されていることが分かりました。
もし、これから新規にこの映画を購入されるのでしたら、Bru-rayのディレクターズカット版がお勧めです。ただ、Bru-ray版の唯一の不満は、DVDの通常版には、史実解説の字幕があるのですが、それが収録されていないことです。 以下は、ネタばれになりますが、DVDの通常版と、Bru-rayのディレクターズカット版の違いです。 知りたくない人は、読まないでください。 最初にバリアンに殺される神父は、ディレクターズカット版では、バリアンの異父弟。この神父は、バリアンを追い出し、バリアンの財産を奪おうと画策しており、バリアンは妻の自殺後に、発狂したとして、この神父のために投獄される。また、この神父は、教会のビショップには、バリアンの妻の首を切り落としたことを隠しているが、後でバリアンにそれを自分でばらしてしまう。バリアンが、怒りを爆発させた理由はここにある。 バリアンは、単なる鍛冶屋ではなく、ディレクターズカット版では、投石機などの武器の製造に優れ、銀細工もでき、戦歴もあることが分かり、イスラエル到着後は、国王に対して、城壁の防衛についても助言をする。それが理解できれば、最後の戦闘シーンで、バリアンがエルサレムの防衛で優秀な戦術を使うことができた理由が分かる。 バリアンの住む村は、ゴッドフリーの兄が治めているが、領主の城内のシーンは、通常版にはない。兄は、ゴッドフリーが後継ぎなしに死ねば、ゴッドフリーの治めるイスラエル内の領地も、自分と息子が受け継げると期待する。ドラマの始めに、バリアンの引き渡しをめぐって、激しい戦いが始まる理由は、ここにある。 ディレクターズカット版には、イスラエル国王(ボードワン4世)の世継ぎとして、シビラが産んだ幼い子供のボードワン5世が登場します。しかし、この5世も、即位後にライ病にかかっていることが分かり、シビラは、彼を毒殺します。その後にシビラは、夫のギーを次期国王に戴冠します。通常版は、ボードワン5世のエピソードを、全部カットしています。 シビラは、バリアンとの不倫関係に陥りますが、ディレクターズカット版では、ギーも別の女性(シビラの召使い?)と不倫関係にあることが分かります。 ディレクターズカット版では、バリアンは、イスラエル開城後に、ギーと対決します。通常版を見ていると、捕えられたギーはサラディンに引き回しにされて処刑されてしまったかのように見えます。(ちなみに、特典映像の解説では、捕虜にした敵将にカキ氷の入った水を与えるのは、処刑しないという印になります。)
あと、最終シーンで、バリアンが懐かしげに触れる白い花の低木は、ディレクターズカット版では、バリアンの妻が妊娠中に(自殺する前に)植えたもの。妻の、はにかんだような笑顔がかわいい。バリアンが、故郷を離れている間に、この木がここまで大きくなったという時間の経過も示している。妻が植えるシーンは、通常版ではカットされているので、バリアンが、この白い花の木に触れることの意味は伝わらない。 Bru-rayのディレクターズカット版で、特典満載のディスクの付いた特別編が今後出ることを期待しております。
日本では公開されないのでDVDをさっそく買いました。差別はいつの時代もあって、せつなくなります。男の友情に泣けます。オーランドファンに絶対おすすめ。欠点は特典がおそろしく少ないこと。もう少し特典があってもいいのに。
このDVDが届いて早速見ました。 とっても楽しめました~~(b^ー゚) この映画は2本とも日本で公開されなかったものなので オーリーファンなら必見です☆
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