東京ムービーアンソロジー(3)1978~1982
すごい!何年も前から何年も探していたアニメソングがやっと見つかったんだから。
このCDの最後のコブラのエンディングなんか見つけようにも見つけられない感じで常時諦め状態だったのに。
エースをねらえやベル薔薇もエンディングがあるなんて信じられないほどラッキーかも。
もう20年ぐらい前の曲がメインだから気持ちも若返りそうな予感。
オリジナルでTVを見た人も再放送で見た人も絶対懐かしさと妙な新鮮さで口ずさむ事は保証できる一枚かな。
じゃりン子チエ (2) (双葉文庫―名作シリーズ)
まだ大判のコミックスが10巻くらいしか出ていない頃、今は亡き父が買ってきたのが「じゃりン子チエ」だった。その頃、学校での人間関係に翻弄されて精神的に不安定だった私に、この作品は笑いと安らぎを与えてくれた。どれだけ救われたかわからない。
初期の物語はのちのどたばた喜劇とは違って、結構深刻なストーリーが展開されている。父親のテツと二人で暮らすチエ。店を切り盛りし、笑顔を忘れずに日々を過ごし、周囲に明るさを与えるチエが、別れて暮らす母親と(テツには秘密で)定期的に会い、そしてまた別れて自分の家に帰る時の何とも言えない寂しい表情。まだチエは小学生なんだということを思い出させる瞬間。そういった何とも言えない心にしみいる物語が印象深い。そして同時に、繰り広げられる笑いのストーリー。そのバランスがとてもいい。
じゃりン子チエ 劇場版 [DVD]
とにかくアニメとは思えないような人情模様のお話が好きです。喜怒哀楽をすべて取り込みここまでストーリーの面白さを見せてくれるアニメは、他には無いでしょう。アニメだからと思って敬遠している人は騙されたと思って一回見てください。絶対にこの物語の面白さに魅了されますから。
このシリーズはTVと劇場版とあるのですが、劇場版は当時の漫才ブーム(いまのお笑いブームの原型)にのって声優をほとんどお笑い芸人で固めているのも話題になりました。そのせいでプロの声優さん(TVシリーズをみればその違いがわかります)と違い、確かに絵から声が浮くような違和感などがありますが、それも雰囲気として楽しみましょう。しかし、やすし、きよし師匠が猫の声なんてと思う人もいるでしょうが、小鉄、アントニオJrは主要猫キャラなので重要なのですよ(笑)。チエちゃん、テツの声に関しては、もう完璧にはまってます。これほどイメージに合った声はなかなかですよ。(TVシリーズもこの2人は変更無し)
長い長い原作漫画ですが、うまい具合に1本の映画に仕上げています。とにかく多くの人に、じゃりん子ワールドを知って欲しいですね。ぜひお勧めです。
SIMPLE キャラクター 2000シリーズ Vol.04 じゃりン子チエTHE花札
私、じゃりン子チエを読んでいていつも「ああ、テツとカブがしたい」とおもっていたのですが、夢が叶いました。
テツ以外にも様々なレギュラーメンバーと花札で遊べます。
もちろん猫とも遊べます。
しゃべってくれないのが残念ですが、いかさまもできたり、価格を考えるといい暇つぶしです。
花札初心者には優しいゲームだと思います。
じゃりン子チエ【劇場版】 [VHS]
大阪の西萩に住む竹本チエは、小学5年生にして家業のホルモン焼き屋を切り盛りしている。そんなチエの父親テツは、バクチとケンカが趣味という、とんでもない不良中年。母親ヨシ江は、テツに愛想をつかして家を出ている。何とかお母はんに帰ってきてほしいチエは、テツを就職させようとあれこれ知恵をめぐらす。果たして「親子3人で暮らしたい」というチエの願いは叶うのか?・・・
大人気の漫画のアニメ化ですが、ほとんど原作と変わらずにストーリーが進められているので安定感があります。笑いと人情たっぷりの物語ながら、時に泣かせてくれるエピソードもあって、「ええ話やなぁ」としみじみ感動してしまいました。
台詞は全部関西弁ですが、何の違和感もありません。それもそのはず、声優には西!川のりおさん、京唄子さん、島田紳助さん、桂三枝さん、笑福亭仁鶴さん、芦屋雁之助さんなど、豪華なメンバーが揃っているのです。そして猫のアントニオJrと小鉄には、伝説の漫才師、横山やすしさんと西川きよしさんが声の担当をされています。絵柄もスッキリしていて、チエちゃんも可愛いです。ストーリーも声優も一流の映画だと思います。