ア・ニュー・ディシーズ・イズ・ボーン
元EXHUMENTIONのGを中心としたメロデスバンド、ナイトレイジの3rd。2007作
1stは比較的シンプルな突進型メロデスラッシュという雰囲気だったが、
本作ではメロディアスな部分はノーマルヴォイス入りでよりメロディアスになり、
疾走だけに頼らない、北欧風のギターフレーズがじつに効果的な作品になっている。
ガス.Gは脱退したものの、むしろギターにおけるメロディの充実度は上がっていて、
古き良きメロデスの質感を残しながら、SOILWORK的なモダンさを適度に融合させている。
アメリカのメタルコア連中には決してマネできない煽情的なメロが満載。これは見事なアルバムだ。
Insidious
メロディック・デスメタル・バンドの5thアルバム。メロディックなギターが中心のメロデスという感じで、
ギターがアルバム全編で良い仕事をしていると思いました。泣きのギター・ソロなども良かったです。
多数のゲストが参加していて華を添えています。
アポロ・パパサナシオ(2、8曲目)、トーマス・リンドバーグ(3、6、8曲目)、ガス・G(4、14曲目)、
トム・イングルンド(4、14曲目)、John K(13、15曲目)等。
個人的には、曲の途中アコースティック・パートのあるメロデス・ナンバーの2曲目、
ブラスト・ビートも使用するメロデスラッシュ風ナンバーの3曲目、
ゲストのガス・Gのギターとトムの感情のこもったクリーン・ヴォイスが絡む4曲目、
スラッシュ・ビートなどで押す感じのメロデスラッシュ・ナンバーの7曲目、
などが良かったです。
特別な新鮮味は無いものの、安心して聴ける良作だと思いました。良かったです。
New Disease Is Born
ギリシャのメロデスバンドの3rd。前2作に比べかなりスッキリした感じだが、リフがよく練られており、リフでノリを誘いまくる様はシンガロングを思わず。メロディックなリードはもちろんリフの多彩さは今までで一番であり個人的にはかなり好きなアルバム。"