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グロテスクなエイリアンと、対照的に丸っこくて可愛いキャラクター、敢えて素人臭く演じた声優陣、音楽を最小限に抑えた演出、ほのぼのとした日常と暴力性の対比、と原作の特徴をよく理解した、完璧に近い映像化だったと思います。
ところで、「少女と銃」というのは以前から漫画・アニメでは定番のモチーフです。
「少女」という子供でも女でもない不完全な存在が、男根の象徴である「銃」を得て両性具有的な半神になる、という発想です。もちろん、本作においては「ドリル」がその意味を持っています。
メインキャラの少女たちが、共生したエイリアンの能力により得たドリル攻撃で、敵をザクザクと突き刺して倒すのは象徴的です。
つまり、本作には多分に性的なニュアンスが含まれており、ロリコン的な変態性も無しとしません。
その手のものに嫌悪感を示す人も居るでしょうが、出来れば目くじらを立てずに、娯楽として楽しんで頂きたいところです。我が国が平和で性犯罪も少ないからこそ、こういう作品の存在が許されるのですから。