オール・ザット・ジャズ【字幕版】 [VHS]
傑作だ。主人公の活躍と、死の床での様々な思いを、時系列を複雑に絡めながら描く作品。とは言っても、「実験的」に時系列を錯綜させているのではなく、きちんとストーリーを全面に押し出して制作されている。
主に描かれるのは舞台演出のシーン。この場面は例えば「コーラスライン」のように楽しむことができる。また挿入的に語られるのは映画監督を行うシーン。ここでは「ディレクションとは何か」、「映画の編集とは何か」という側面から楽しむことができる。
やや「怖い」作品ではあるのだが、ぜひとも見て欲しい作品だ。
オール・ザット・ジャズ [VHS]
ミュージカル映画というのは嫌いである。映画の中で歌や踊りというのをやられると映画というウソを見ているのだというのを自覚させられて興ざめしてしまうし、恥ずかしい。この映画はふんだんにダンスが出てくるが見ていて全然恥ずかしくない。なぜならダンスが虚構の中の虚構であることを初めから前提としているし、ダンス技術が圧倒的にすごい。この映画をひとことで言えば臨死映画と言えるかもしれない。
オール・ザット・J-フュージョン
何故か最近盛り上がってきているフュージョン(特に日本の物)ですが、
