
宝物
97年にほとんど宣伝もなにもなしにいきなり店頭に並んでたこの曲。歌詞一つ一つが名言だと思う。「宝物」に思うほど大切な人との別れを決断するのは気持ち的にとても難しいこと。でもここで頑張って振り切って新しい一歩を踏み出した方がいいんだ、次にはきっともっと素敵な出会いが待っているのだから。というのがいつもの東子さんからのメッセージだと思う。
「あなたは生まれてきた時から私が探し続けた宝物」この曲を聴いているうちにそんな人との出会いがあるといいですね。
アルバムバージョンより、断然このシングル版の方が良いです。
義務と演技
リアリティーが、あまりにも圧倒的で、読んでいて、心が苦しくなる。この人の本は読めば読むほど僕を不安にさせる。面白かった。
Bon Appetit!
この気品あり温かく明るい美声が相対的に今日も保たれていることにまず驚きだし、曲への安心感も変わらずあることの凄さを思う。序曲の「毎日がスペシャル」のような新鮮さを内に秘めていられるからだろうか。だからこちらも、そのフレッシュな声を耳にする度に自然と原点へ戻れる。「心はいつでも17才」。あの頃の夢見る気持ちと今日までの経験を活かせば、これからこそ良い時間を送れると思えるような詞だ。一方で昔の「駅」のように悲哀の曲想を持つ「ノスタルジア」は想い出を黄昏の中で探しに行くような大人の曲。過ぎ去った恋愛をいとおしく振り返る瞬間というのは齢を重ねなければ出会えないものだ。