【高部正樹】アフガニスタン・日本人が知らない罠[桜H21/11/25] アフガニスタンモバイル

GUNNER SP アフガニスタン最前線レポート (ＧＵＮＮＥＲ)
ジャーナリスト／戦場カメラマンの横田徹氏がアフガニスタンの最前線を取材した際の映像をまとめたＤＶＤです。

作為的な編集と過剰なテロップ、印象を操作するＳＥやＢＧＭが蔓延る昨今の日本製似非ドキュメンタリーとは異なり、エンディングで僅かにＢＧＭが流れる他は、ナレーションも過剰な演出もありません。ただ淡々と、眼前で起きている事実をカメラは映していきます。米軍兵士やアフガン人達の言葉すべてに字幕があるわけではないので、場面によっては何が起きているのかすぐには理解できないこともありますし、手持ちカメラの映像なので時折画面も荒くなりますが、それが却って『戦場に居る』というリアリティを高めています。英語のリスニング能力のある方なら、より臨場感をもって見ることができるでしょう。

自爆テロで破壊されたインド医療団の施設。
タリバン掃討戦で故郷を追われた人々が暮らす、難民キャンプの過酷な環境。
無人機が次々と離陸するバグラム空軍基地。
山頂に籠る敵に対し、容赦なく浴びせられる米軍の白リン弾。
それらの映像が静かに、淡々と綴られていきます。

貴重な映像も多い。ＭＲＡＰやＵＨ−６０の内部映像、試験的に導入されたマルチカム迷彩を装備する部隊、陸軍がスナイパーという概念を捨てつつあると語るマークスマン（選抜射手）、米軍によるアフガン国軍兵の訓練シーン、ゼロイン調整の場面などは興味深い。また、個人によってポーチ、ブーツ、アイウェア等の装備品が異なるので、軍装やサバイバルゲームに興味のある方も参考になると思います。

メディックに焦点を当てたパートでは、困難な任務に立ち向かう朴訥な青年の活動を描く。任務に全力を尽くす彼は帰国を待ちわびながらも、もう一度ここへ来たいか、と訊かれてこう答えます。

『わからない。でも、ここでの任務にやりがいや達成感を感じるのは確かだ』

新品のダナー製ブーツに感激する兵士。これまで殺した敵の数を聞かれて『数えた事はない』と答える米兵。地元民の信頼を得るべく、村の長老たちと話し合いを重ねる米軍将校。自分の仕事に誇りを持っていると語る、米軍のアフガン人通訳。村では満足な医療が受けられずに米軍基地に搬送される少年。そして、戦死した軍曹の遺品に涙する米兵。彼らの姿と言葉は『誰が善で誰が悪か』という単純な二元論を越えて、ただひたすら『事実の重み』を突き付けます。日本ではあまり報道されることもなくなったアフガンですが、そこには間違いなく『現実としての戦争』があり、そして日本もまた『戦場の単なる後方』であることを、この作品は伝えてくれます。米軍の武器、装備やアフガン戦争に興味のある方は必見ですが、それ以外の方にも見てもらいたい労作です。

※かなり強烈な映像がモザイクなしで収録されています。血や傷の生々しい場面が苦手な方は、十分ご注意ください。

デルタフォースタスクフォースダガースーパープライスエディション　先ず説明書をダウンロードするのには驚かされるが、安いので納得するしかない。
　内容はというといたってデルタフォース。以前と違っているところは敵のひとりが撃たれると、その仲間が自分に向かって撃ちまくるということ。自分は超人ではないので正面きって戦えない、だから無人偵察機が非常に有効である。あとやはり敵さんはおバカさんですから、星三つ

スリー・カップス・オブ・ティー 9・11テロ事件〜アフガン戦争

その最中にも拘わらず、
アフガニスタン・パキスタンの子供達のために学校を作るグレッグ先生の雄姿！

本を読み進めるうちにグイグイ惹かれていきました。

私は先月、
干ばつのアフガンに水路を切り開く活動をしている中村哲氏に関する著書も読みましたが、
『アフガンに対する無知こそが敵！』　
それが確信に至りました。

アフガンを本当に復興させたいならば、
アフガンと友好な関係を築き、教育と産業を提供し、現代社会に招きいれる必要がある。
（イスラム過激派の偏った教育が(族にいう)タリバンを生んだのだから…）

戦を仕掛けて、
住民を巻き込んで、
生活を崩壊させて、
憎しみを生み、
新たな過激派・テロリストを生む…

なんて、むごい。。。

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それと（余談ですが）もう１つ感じたことは、
グレッグ先生も（中村哲氏も）、
自分に真っ直ぐであり、かつ、"感動"して、感じた通りに動くための超越した力を持っている人だということ！
羨ましくなりました。

【高部正樹】アフガニスタン・日本人が知らない罠[桜H21/11/25]

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