とまどいながら(初回)
今作は、全ての曲に特徴はあれど、覚えやすいメロディーやしっとりとした少し大人びた空気感があって、とても気に入っています。
移籍してから曲調が大人びた感じだったけど、本人たちの言う「反抗期は終わった」というのがまさにぴったりな気がします。嵐のシングルを聴いたのは初めてではないですが、今回初めて購入して、良かったと思います。
嵐自体の歌唱力もUPしていると思うし、それぞれ得意を生かしてパートに分けて歌っている気がしたのも(←私見ですが)いいと思いました。
嵐もいいのですがバックのアコギやオーケストラもすごく素敵です。
嵐のファンではない人でも、気に入ってくれそうな曲ばかりです。
全てシングル候補曲だっただけあって、自然と口ずさんでしまうような曲ばかり㡊??す。
どこかで聴いたことがあるような、懐かしい感じがする曲ばかりです。
とにかく、一度全曲聴いてみてください。
ちなみに私は、「とまどいながら」には特に感動しました。
嵐の歌の詞でこんなに共感できたのは初めてです。
トランスフォーマーリベンジ トランスフォーマームービー RA-20 スキッズ&マッドフラップ
元の姿も出してくれるとは、ありがたいです!
変形は今回のシリーズの中では中程度で、ビークルモードもかわいい。
ただ、ビークルモードのサイズがデラックスクラスなので、分割すれば当然スカウトクラスのロボットモードです。
ビークルは大きくなってしまいますが、ボイジャークラスのビークルモードで、ロボットモードの大きさがデラックスクラスくらいだとなお嬉しかったなぁ…。
偽書「東日流外三郡誌」事件 (新人物文庫 さ 1-1)
学生の頃、「謎の東日流外三郡誌」という本を読んだことがある。
江戸時代の人が津軽に伝わる民間伝承を聞き書きしたという「東日流外三郡誌」の
内容を紹介した本であったが、
今でも覚えているが、そこで紹介された内容は
・神武東征で敗れた長脛彦が東北に逃れて蝦夷の王になった
・のちに孝謙天皇として即位した阿部皇女が実は蝦夷の王家・安部一族の娘であった
・古代の安東水軍が北東アジアの海を制覇した
というビックりするようなものであった。
白状するとこれを最初に読んだ時は危うく信じかけた。
古代の東北にいた蝦夷というのは、蝦夷の側からの文献記録が皆無で、
歴史などあまり実態がわかっていない。
だから、ついに蝦夷の側からの史書が出てきたかと喜んだものであるが、
ただ、「原人」や「キリスト」に触れたような記述もあり、
いくらなんでもこれは・・・とちょっと引いたのも事実。
だから人に勧めることはなかったのが救いである。
そんな「東日流外三郡誌」について、新聞記者の立場から一つづつ虚構を剥いでいったのがこの本である。
偽書はその内容に感心した人、信じたいと思う人に浸透する怖さがある。
ウソを突き通してウソを補強するためについには自転車操業のようになった「発見者」と、
それを擁護して論戦を張った「学者」は同罪だなと思ったのが実感。