大人のロック! 2010年 夏号【Vol.23】[雑誌]
ディラン来日公演の記事が少ない。ステージの写真がないのは仕方ない。しかし、セットリストは全くなく、菅野ヘッケル氏のレポート2頁だけ。座談会ぐらいはして欲しかった。公演が3月で鮮度が落ちたとはいえ、本号での扱いにはがっくり。4月のJ.ベック、C.キング+JTの来日公演レポートは文字数こそ少ないが、ステージ写真とセットリストつきだけにディランとの落差が目立つ。
ノートルダムの鐘【字幕版】 [VHS]
マイナー映画ですよね…おもしろいと思う人もいるかもしれないですが、だったらなんでグッズがすくねーんだよ!と突っ込み入れたくなる感じの映画。個人的にキャラが一部のキャラが好きなんですが、ストーリーが…ああ。・よかった点
・主人公がユニーク。顔や姿はとこかく、声がきれい。優しく力持ち、ちょっとシャイ。
・お笑いガーゴイル3人衆が好き。お調子者の豚、世話焼きばあさん、涙もろいノッポ。唯一のお笑い。
・人種差別がまじったストーリー。過去あったことを反省の意味もこめて映画にしたのでしょうか?ジプシーが差別されていたのは何も昔のことだけではありませんが。
・半端じゃない悪役。こんな危ない悪役を見たのは初めてです。時代劇のお代官様より悪いです。悪すぎて逆にほれます。でも、本当のストーリーは司祭様なんですよね。なんで職業変わったんだか。よく見るとわかりますが、20年前と顔が微妙に違うんです。あの頃君は若かった…。
・不満点
・主人公がブサイク。もうどうしようもない、割り切るしかない!
・ヒロインと結ばれない主人公。最初は恋敵に嫉妬する主人公ですが、最後には愛を認めてしまう。やっぱりかっこいい男と結ばれるのがヒロインなのか!?愛に妥協はないぞ!(オイ)
・実は人気がないのか悪役。すっごい真面目な悪役なのか、可愛げのあるところがないかも。ぼーっと見てるとヒロインに対する歪んだ愛情すら見落とす始末。やっぱディズニー映画は女の悪役か、フック船長みたいにちょっとドジな方がウケがよかったりするんだよね…あーあ。
・物語が暗い。主人公に対する差別、パリは大火事、ああ中世の暗黒時代…これがマイナーの一番の原因か?
です。星3つですがこの映画は結構好きです。みんなに広めてキャラを好きになろう!
ワイルド・フロンティア
ゲイリー・ムアーは、数少ない歌える名ギタリストの一人だ。ハードロックものも、ブルースものも素晴らしいが、やはりこの泣きのギターが最高である。この作品は彼の名盤中の名盤。エモーショナルかつワイルド、加えてソウルフル、メロディはもう泣きまくっている。まるで「ギター演歌」である。テクニックがあって、ソウルフルなギター弾きといえば、ウリ・ロートやパット・トラバースも凄いが、歌も含めてとなると、やはりゲイリー・ムアーである。是非聴いて欲しい。生きる勇気を与えてくれるかも。
