スティーヴ・マリオット・メモリアル・コンサート [DVD]
スティーヴ・マリオットならではの求心力なのでしょうか、このDVDの
トラブルメイカー
80年発表の1st。元スモール・フェイセス/フェイセスのキーボーディストだが、ストーンズのサポート・メンバーとしての方が有名かもしれない。その彼がストーンズのサポートをしつつ発表したのがこのアルバム。その流れでロン・ウッド、キース・リチャーズらが参加しているためハッキリ言ってストーンズそのままのロックンロール・アルバムとなっている。その他のゲストとしてリンゴ・スターやスタンリー・クラークなども参加しており、かなり豪華なアルバムでもある。ただギターが中心のサウンドになっており、彼のピアノはやや後方におかれているためピアノ中心のグットタイム・ロックンロール・アルバムを期待すると若干違うので注意が必要だ。何にしても軽快なロックンロールの1.でもう決まりだろう。2.もストーンズ風だし3.のレゲエもモロにストーンズの CHERRY OH BABY 風だったりする。ストーンズ・ファンなら手放しで、そして普通のロック・ファンにもお薦め出来る傑作アルバムだと思います。日本盤はボーナス一曲追加。
イアン・マクレガン: イン・コンサート [DVD]
元スモールフェイセズ、フェイセズのメンバーだった(シールではなくDVDのパッケージにそう印刷されているが、やはり認知度が日本に限らず向こうでも低いのか。でもファンには悲しい)、マックのバンプバンドのライブがDVDになりました。そういえば今年はビリー・ブラッグのバッグバンド、ブロークスの一員として来日したそう(今年でたビリー&ブロークスのCD「ENGL~」の①も聞いて欲しい。マックのコロコロ転がるピアノが聴けます!)。
さて内容ですが、同時期にでた「ベストオブブリティッシュ」の曲を中心として、SFのワッチャゴナ~やオールオアナッシング、フェイセズのいとしのシンディ、ユアソールードを間にちりばめ、マックらしく気を利かせています。
個人的にはSFの「UP THE WOODEN~」もマックに歌って欲しい!