お二人の話題は、しばしば「教育」についても触れていますが、子供のうち、若いうちに、どのように学ぶべきか、ということへのヒントが、たくさん出てきます。また、お二人が生涯を通して学んでおられる「姿勢」にも、学ぶところは多いです。
「ゆとり教育」が叫ばれてはいるものの、誰もが手探りをしているような今の日本の学校教育。「なぜ学ぶのか」を子供に明快に答えられる大人は少ないのではないでしょうか。私はいつか息子に「なんでこんなことをただ暗記しなくちゃいけないの?」と聞かれた時にはっきり答える方法を、この本から得ました。20年前の対談ですが、決して古くありません!!