チェット・ベイカー・シングス
チェット・ベイカーに関して、佐野元春が好きでもあり、そしてaikoが好きでもあるということを知ったので、聴いてみました。やはり、評判通り、物憂げで中性的なチェットのヴォーカルは、唯一無比の個性を放っていますね。バックの50年代ジャズのオーガニックな演奏が、その物憂げで中性的なチェットのヴォーカルを引き立てています。まあ、現代のことばで端的に表現すると、“癒し系”のヴォーカル。とにかく甘くて優しいので、就寝前もしくは夜明けに聴くと、よいでしょう。
まあ、でも、なぜ、これほどの名盤が20ビット・リマスタリング盤のままで、24ビット・リマスタリング盤でないのか。気になりました。あと、歌詞はついているのですが、日本語対訳はありません。それくらい、つけてくださいよ。
Sings
繊細で、少し照れながら歌っているようなチェット・ベイカーのボーカルがすごく良い。
おそらく、ビル・エバンスの「Waltz for Debby」が好きな人なら、本作もスンナリ入れると思います。
(ジャス入門者のコメントと思ってご容赦ください。。。)
ジャスのボ−カリストでは、女性はエラ・フィッツジェラルドやヘレン・メリル等実力派が多数犇めいていますが、男性は正直今一つと思っていたのがこのアルバムですっかり考えを変えました。
「My Funny Valentine」が有名ですが、個人的には「I've Never Been in Love Before 」がお気に入りです。
レッツ・ゲット・ロスト(字幕スーパー) [VHS]
~僕は十代の頃にファッションフォトグラファー、ブルース・ウェバーのファンになって88年に彼がドキュメンタリームービーを撮ったという事ではじめてチェット・ベイカーの存在を知ります。それ以来チエットの音楽、写真集をあさるように観ました。大人になればなるほど彼の存在が好きになってきています。是非、let's get lost~~ の復刻版をdvdで出してください!業者の方かならす売れると思いますよ!お願い!~