高田渡 - 生活の柄 1971(S46) 高田渡モバイル

タカダワタル的 memorial edition [DVD] 孤高の日本語フォークシンガー高田渡。
私個人はこの人以外に日本語で歌う「フォークソング」を追求し貫いた人は居ない、とすら思っている。

その昔、吉祥寺を歩いている渡さんと何度となくすれ違ったことがある。
全く飾らない…どころか、○ンペン？と思うほどに吉祥寺の風景に溶け込んでいらした。
あるときは駅前交番横のガード下、またある時は井の頭公園のステージ前…。
この映画をみる度に、その当時を思い出し微笑み、そして涙がこぼれる。

渡さんの歌の優しさ、暖かさ、楽しさ、嬉しさ…は、私にとって大切な、心の中の程よい重石である。

ぼくが出会った素晴らしきミュージシャンたち 35歳です。
ヤマタツ、ユーミンは、中学生の頃から聞いてました。
カーラジオから流れるユーミンの「リフレイン」
TVドラマの主題歌だったヤマタツの「ENDLESS GAME」
おとなの恋に不安を覚えたものでした。

今でも、よく聞くミュージシャンだけど
どこか後追いで、オンタイムでない、
変な言い方だけど、後ろめたさがありました。

でも、この本を読んで、
みなさんのルーツに触れられた気がしました。

いつの時代も
時代が生んだ音楽を否定することなく
すがすがしく語り継がれることを願います・・。

バーボン・ストリート・ブルース (ちくま文庫) ガンコでいる事が自分なりに生きるために必要だ。
この本には高田渡のガンコな生き様が書かれている。

人と違う事にコンプレックスを感じなかった幼少期。
違う事には違うと言う図太いたくましい精神に憧れる。

高田渡が好きだ。

高田渡 - 生活の柄 1971(S46)

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