やる気が欲しい人はこのCDを聴くといい。やる気が出てくるから。
ただし、追い立てられるような形で。
尻を叩かれないとやる気がでない人、にはこのCDはおすすめだ。
がんばらなきゃがんばらなきゃがんばらなきゃという心の中の声を
大きくするのにこのCDは向いているのだ。「座り込むにはまだ早い」と。ただし、もう崖っぷちに追い詰められている人は聴いてはだめだ。
「死んでも春の服を着る」のは時には大事かもしれないが、本当に
死んでしまっては意味が無い。あなたがするべきことは仕事を休むこと、
転職を検討すること、その他もろもろ。このCDの恐ろしいところは
そんな人間すら死に物狂いで頑張らせてしまうことにある。いくら
素晴らしい音楽であっても、聴くべき時をえらびたい。
親愛なる者へ
野沢尚さんのファンでした。
「親愛なる者へ」は柳葉敏郎、浅野裕子さん主演のドラマでしたが、
これはそのシナリオとなっています。
中には凪子、望の写真なども入っていますので
当時このドラマを見ていた方はとても懐かしく感じられるのでは
ないでしょうか?
「夫婦の恋愛とは?」また「夫婦に恋愛は必要なのか?」
をテーマにした作品。
野沢さんはこのような夫婦をテーマにした作品をいくつか
残されましたが、自分はこの作品が一番好きでした。
ラストシーンは本当に素敵でした。
野沢さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。