卒業を間近に控えた小学生の男の子と女の子(故・高橋良明と西尾麻里)と、彼らの十二年後(柳葉敏郎と渡辺典子)の姿が巧みに絡まり合う見事な脚本で、シリーズ最終回と言う事もあり、登場人物全てに愛情が感じられる作りにもなっている。
私がこの作品に出会ったのは、まだ小学校2・3年生の時、今から15年も遡る。しかし今でも、年に2回は必ず観かえしている。そして今でも変わらず面白いと感じる。擦り切れたビデオテープの画面はお世辞にもキレイとは言えないが、作品の良さは全く色褪せない。
手前味噌ながら、間違いなく、マイ・ベスト・ドラマ!です。