1 青春の殺人者原田美枝子モバイル

帝都物語 [DVD] 説明の必要もないほどの有名伝奇小説の劇場版！！

CGのない時代に実物大の昭和初期の東京銀座の町並みをセットで表現したり
有名俳優さん演じる明治〜昭和の著名人が多数出てきたりと見所いっぱい。
特に一押しは幸田露伴＝高橋幸治さんと西村博士＝西村晃(博士の息子さん！)ですね。
帝都地下改造計画、学天測、陰陽道、地下鉄建設など、
オカルトや日本近代史が好きな方にはたまらないイベントがいっぱいです！！。

そしてオカルト架空人物として日本最強の人物の一人、加藤保憲が、
これまたはまり役の嶋田久作さんに演じられて初登場！
清々しいほどのカッコよさです！！
たった一人で帝都を縦横無尽に魑魅魍魎を使って暴れまくります。
果たして人々は加藤の野望を食い止められるか否や！？

惜しむらくは尺が少なくて原作(1〜4巻の部分)の
ダイジェスト版になってしまった感じがあります。
初めてごらんになられる方は「なんじゃこりゃ！？」と思われるかもしれません。
まず、原作の小説(あるいはアニメ版帝都物語)をごらんになって
視聴されることをお勧めします。

ブタがいた教室 (通常版) [DVD] 子供たちの様子がとても自然、せりふもいかにも子供らしい、論理的な言葉と非論理的な言葉のやりとりがおりまぜられている。命と向き合う子供たちの真摯な態度と白熱した議論に感動を覚える。

しかし、現実的にこのようなことが教育現場で行われていないことをせつに祈らざるをえない。判断力の無い子供たちに重要な選択（この場合は豚の飼育を低学年に引き次ぐことにより、事故が起こる可能性があるというリスクが高い選択肢を子供たちに与えてしまうこと）をさせるのは教育的に誤りである。重要な選択は高度な判断ができる人物により重要な手続きを経て決定されるものであること、自分の能力の範囲を超える重要な選択は、そうした判断ができる人物に判断をあおぎゆだねるべきであるという社会のルールを教師は子供たちに学ばせるべきである。

　そうした意味では、先生は自分に委ねられた最後の決断の理由を子供たちに全く説明せず、説明責任を果たしていない。子供たちは、自分の意見の根拠を必死に説明し、説明責任を果たしているにもかかわらず、である。これも教師としては失格である。

この映画では、子供の中に大人の判断ができる人材がかなりの割合でいるという前提があるが、現実の小学校６年生の世界では、こうしたことはありえない。大人でもこれだけ責任のある判断をすることができるのはなかなかいないということは、今（２０１０年６月時点）の政治の有様を見れば、誰でもわかることだろう。

　感動的な映画であるが、現実に教育現場でこのようなことが行われたということであれば、それは「教師が子供をもてあそんだ」としかいい様がないだろう。

　良い映画だが、素直に感動できない映画である。

　この映画で行われた教育が現実に行われれば、どういう悲劇が子供たちの将来に待ち受けることになるかは、「諏訪哲二：オレ様化する子どもたち（中公新書ラクレ）」を読んでいただければ解かります。

RONIN 坂本竜馬 [VHS] DVD化してください!
…(たのみこむとかでお願いするべきか。)

武田さんの竜馬最高です。先日には武田さんの『私塾・坂本竜馬』も発売となり、『龍馬伝』も始まりました。この龍馬ブームに乗じて是非広い年代の方々に見ていただきたい作品です。

1 青春の殺人者

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