モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル 「三毛猫ホームズの犯罪学講座」/「おれがあいつであいつがおれで」 [DVD]
昨年末に放映されたモーニング娘。主演のサスペンスドラマ「三毛猫ホームズの犯罪学講座」「おれがあいつであいつがおれで」 「犯罪学講座」は、学園祭で起こった殺人事件に巻き込まれた女子大生の物語。主演の安倍なつみは、学園の影の支配者として振る舞っていた女子大生が徐々に本当の自分を取り戻していくという難役に挑戦し、普段の元気で明るいイメージを封印して新境地を拓く。安倍の友人役の保田圭も好演しており、2人の白熱した演技合戦が見所。堅実なサスペンスドラマに仕上がっている。
「おれがあいつで」は、ある日突然体が入れ替わってしまった男女の高校生の戸惑いを描く。 ボーイッシュな吉澤ひとみは主演に適役といえる。深いテーマなので、もう少し時間をかけて描写してほしかった気もするが、厳しい時間制約の中でよくまとまっている。思春期の男女に特有のみずみずしさが原作や「転校生」ほど伝わってこないのが残念。
バースデー
ここ数作、曲単位で好きになることはあってもアルバムとしてのイメージは掴みきれないものを感じていましたが、まるでコンセプト・アルバムであるかのようにトータルとして素晴らしい一枚です。一曲一曲は短めですが、無駄な音が一切なく、唄いたい言葉・鳴らしたい音がぎゅっと凝縮されていて、スネオヘアーのセンスの良さが際立っています。(「言いたいことはいつも」が2バージョン収録されているのも心から納得!)
Blue-中村佑介画集
アニメ『四畳半神話体系』の中で動く中村佑介が描くキャラクターたちがあまりにも魅力的だったので、思わず買ってしまった。やや厚めで正方形っぽい本の形をしている。中村佑介のイラストと言えばアジカンのCDジャケットが私にはイメージが強かったのだが、この画集を見てそれ以外にも数多く描いているのにはビックリした。スピッツ好きなのに歌詞カードに絵描いてたとかも知らんかったし(笑)。当時はアジカンについては知らなかったのでただ単純にそのCDのジャケ絵に魅かれていたので、イラストを見るためにはCDショップに行くか買うかしかなくて、じっくり見れなかったのでこの画集はありがたい。絵は女の子や動物が多く、どれもどことなくノスタルジックな雰囲気。色もべったりと塗りたくられており、鮮やかでインパクトは大きい。大別すると現代と芸術大学時代の絵が掲載されており、その違いを楽しむこともできる。とにかくかわいいと思えるものが多く、私のように気になっていた人は読んでみたらと思える内容です。ちなみに四畳半の絵は収録されてませんのでご注意を。

