スフィア 特別版 [DVD]
300年前から沈んでいた宇宙船,その中にあった謎の球体(スフィア)を調べていた有識者達の周りで次々と不可解な現象が・・・「ジュラシック・パーク」などで有名なマイケル・クライトン原作の映画化。ストーリー構成はしっかりしており,実力派の豪華俳優陣(ダスティン・ホフマン,シャロン・ストーン,サミュエル・L・ジャクソンら)も良い仕事してます。しかし,肝心のクライマックスが絵的に地味で・・・ネタがネタだけに表現が難しいのは理解できるのですが・・・しかし盛り上がりに欠けるのは否定できません。この辺をうまく処理できればSF大作として大ヒットする要素があっただけに惜しい作品です。
まあしかし,シリアスなSFものがお好きな方は一見の価値はあるかもしれません。
いとこ同志 全集 [DVD]
今から35年以上前、「火曜日の女」シリーズというサスペンスのTV映画シリーズがあった。毎週火曜日の夜10時からのオン・エアーで、当時はまだ小学生の高学年だったため、細部まで覚えていないが(ただし、“ルー、ルルゥ、ルルー”とのスキャットで始まるテーマだけは、今でも口ずさめるが)、タイトル名の如く、古今東西のミステリーを原作に、女性が主人公の傑作サスペンス揃いで、両親と共に大層面白く観ていた記憶がある。星由里子、大空真弓、三田佳子らが主演し、W・アイリッシュの「幻の女」や松本清張の「山峡の章」、それにS・ジャプリゾやC・アルレーの作品も取り上げられていた気がするが、中でも一番の傑作は、倉本聡が脚本を書き、岸田今日子が主演した「ガラス細工の家」で、有名私立中学受験を控えた医師一家の息子たちの誘拐を巡るサスペンスは、当時自分が同じ境遇にいた事もあり、今でも鮮烈に覚えている。さて、今作は、横溝正史の「三首塔」を原作にしているが、モチロン金田一耕助は登場せず、島田陽子をヒロインに連続殺人が繰り広げられる。当時子供心にスゴク怖くゾクゾクしながら観たものだが、果たして今日でも変わらず面白く観ることが出来るか楽しみだ。そして、前述した「ガラス細工の家」も、これを機にDVD化され、日の目を見ることを願いたい。
My Prelude(初回限定盤)
繰り返し聞けるアルバムと思います。意外といっては失礼かもしれませんが聖子のみ作曲の先行シングルと10曲目なかなかいいです。30th Partyですが個人的には20thよりも好きかも。ただあくまで聖子ファン向けではあると思います。同日発売の永遠の少女と交互に聞いているのですがやはり詞の世界観が松本先生が素晴らしすぎるため、比べてはいけないのでしょうが、また聖子、松本コンビが復活したらいいのに・・・と思わずにはいられないのも事実です。まぁ無理でしょうね。