ドクター・モローの島 [DVD]
30年前に大阪松竹座で鑑賞したときは結構Shockingな作品だったんだけど、今観ると全く大した事ないですね。それだけ時代が変わったって事でしょうか?
この作品の売りはReview Titleにもあるように二種類のEndingがあることです。どっちが良いかは鑑賞者にもよるでしょうが、私的には劇場公開用の方がGoodです。このDVD版じゃ★をもう一個減らしてもいいかなぁと思っちゃいます。
それと獣人たちが本物の獣に襲われるSceneも中々見応えありますね。5分ほどで終わっちゃいますが。
バート・ランカスターは名優ですが、最後に吊るされるSceneを観た時は『何でこんな役、引き受けたんだろう』って当時は思いました。
それまでの名声が消し飛んでしまいかねない、そんなSceneでしたし、もうこの人も終わりかなとも思いましたが、その後「合衆国最後の日」で完全復活していたので安心した記憶があります。
獣人たちのメイクは「猿の惑星」と比べるとちょっと陳腐かな。でも制作された1977年当時としては良く出来たメーキャップなんだと思います。リチャード・ベースハートなんて、なんとなく可愛らしいですからねぇ。
ぼくを葬る [DVD]
「ぼくを葬る」はフランス映画で、
原題は、<LE TEMPS QUI RESTE>:直訳すると「残された時間」
英題は、<TIME TO LEAVE>:直訳すると「去りゆく時間」
である。
そして、秀逸な我らが邦題が「ぼくを葬る」―
この三国三様の題の違いが、そのままその国民性を表わしているような気がする。
差し詰め、フランス人は「死ぬまでの時間」にエスプリを感じ、アメリカ人は「生きていた時間」との決別をドライに計り、日本人はハラキリの落とし前精神でいて、且つ、禅の安らぎの観念でもあるような、もっと繊細で複合的なアイデンティティ…といったところだ。
葬るという動詞は、通常死んでゆく他者に向けて使われる言葉だが、自らを葬るとしたこの邦題のセンスには震えた。その言葉は、儚くも最も能動的な生を感じさせてくれる。
「ぼくを葬る」は主人公が余命三ヶ月を宣告されてから、どう生きるかという物語である。
ええ、そうです。まぁそんな映画は今までイヤという程作られてきたし、そういう映画は決まってお涙頂戴韓流メロドラマでありました。しかしながらこの映画は、主人公が色々と葛藤しつつも、ただひっそりと死んでゆこうとするアティテュードが清々しく、また温かくさえあった。
ネイティブアメリカンの有名な言葉をご存知だろうか。
「今日は死ぬのにもってこいの日だ」
映画はまさに、この言葉を彷彿とさせる美しく象徴的なラストシーンを迎える。
人間はやりたいことをして生きているのではない。
常に「やり残したこと」をして生きているのだ。
僕も身支度を整えて清々しく死にたいと思う。
死ぬまで生きて当たり前。
鬱々と死を願うものたちよ、
生きる前に死ぬな。
「今夜、あなたと死にたい…」
と、老いたジャンヌ・モローは曇りなき目で囁いたんだ―――
ドクター・モローの島 [DVD]
1977年公開作品、主演は俳優のバート ランカスター。元アクロバットスターであった彼は若い頃はその逞しい肉体で中年期はその繊細な瞳で絶大な人気を誇ったハリウッド スターです。そして老人期も精神に異常をきたした男の役で多くのホラー作品に出演し続けました。映画公開時、彼は64歳、役者として実に難しい年齢期を異色ホラー映画ブームで乗り切ったとは凄いですね。準主役の若者を演じたのはイギリス俳優のマイケル ヨーク。彼の映画デビューは1967年公開作品、エリザベス テイラーとリチャード バートンの共演作、あの「じゃじゃ馬ならし」でした。ブロンドの髪で実年齢より若く見える容姿の俳優さんで演技力も中々のもの。「ドクターモローの島」出演時、彼は35歳でしたが、体系も実にスリムで実年齢よりもはるかに若く見えます。脚本が実に興味深く素晴らしい異色のホラー映画、これはお勧めです。
Dr.モローのリッチな生活G 2巻 (GUM COMICS)
作者の日常で起きたことを漫画で描いたモノで、
人のブログなどで日記を読むのが好きな人には
オススメです。
特に、漫画家さんなので周りにいる人が
特徴的な人が多く、大笑いではないけど
クスッと笑えるのが、この本の醍醐味ですね。
絵柄は、特徴ありますが、コミケに行っている人には
おなじみの絵柄で、柔らかいタッチで和みます。
本巻では、2008年から2010年分が収録されています。
Dr.モローのリッチな生活G (1) (GUM COMICS)
んですね。知りませんでした。
これでまた、このユルくてハードな楽しい日記マンガが読めて、
とっても嬉しいです。
凄い実話が満載なので、皆さんも是非読んでみて下さい。
ところで本の中で、スーパーのパンコーナーで、
○ンパンマン型のクリームパン(!)を見つけて衝撃を受けるとゆう件があります。
モロー先生を含め、「考えられへん!」と思う方もいるでしょうが、
この手のキャラ物のターゲットは子供です。
子供は好んでアンコを食べないでしょう。
子供に買って貰うには、やっぱり中はクリームとかチョコとかでしょう。
売る為の計算です。
全くどうでもいい事ですが、一応書いときました。