バトル・ロワイアル [DVD]
これは原作とちょっと異なっている。原作の坂持金発は完全な悪役キャラだが、映画でのこの役は北野たけし演ずる教師北野ということになっており、映画が原作に上回るのはまさにこの北野という人物の抱える複雑なキャラクターによるところが大きい。北野は要するに疎外された大人である。娘からは「おじさん」と呼ばれ、生徒からは総すかんを食らっている。居場所を失い自己喪失した北野は、生徒全員を道ずれに自分も死のうと、生徒を殺し合いへと駆り立てる。ようするにニーチェのいう「ルサンチマン」である。いつの世の中も若者を戦争に駆り立てるのは大人である。さる思想家は「戦争とは他国の軍隊を使って自国民を殺させることである」と述べたが、戦争とは多分にルサンチマンのなせる業なのである。そのような恨みに駆られた大人を乗り越えること。最後のシーンで北野が「撃たなきゃ撃っちゃうよ」と秋也と典子に迫るシーンに込められたメッセージはそれであり、この部分の印象は全く持って強烈だ。
現実世界を見ると、昨今の大人はやはり子どもを戦いに駆り立てたがっているかのように見える。若者に問いたい。あなたがたはどうするつもりなのか。成人式で暴れたり、親父狩りをやっている場合ではないぞ。
ALINCO DJ-X8 ワイドバンドレシーバー DJ-X8
自分は鉄道無線を聞きたくて
購入しました。
実際のところとてもよく聞けていますが
空線信号キャンセラーに少し難点があります。
どの無線機もキャンセルできずに空線信号が漏れてしまうようですが
この受信機は電波の変化に敏感で、すぐにキャンセルできなくなってしまいます。
電波が安定していれば、まったく問題なく使えます。
狙う鉄道無線ごとにアンテナの交換が必要かと思われます。
もし、お買いになる方は同時にアンテナを買うのではなく
一旦買ってみて受信状況に不満があったら、アンテナを買うのをお勧めします。
妖魔夜行 闇への第一歩 (角川スニーカー文庫)
「妖魔夜行」復活
と言っても私は、本作で初めて「妖魔夜行」に触れました
現代の妖怪譚といった内容なのでしょう
しかし、個人的な印象としては「ジョジョ」や「ハンター×ハンター」のような異能力バトルといった感じだった
妖怪は人間の想いにより産まれる
そして、致命的なダメージを受けると「奇骸」という核のようなものを遺し、消滅します
そして、新たな人間に「奇骸」を憑依させると妖怪は復活します
既存の妖怪のイメージを覆す設定だった
しかし、正直、妖怪といった感じがいまいちしないかも
主役カップルの(バ)カップルっぷりは、コメディーで楽しかった
山本氏の(ハード)SF作品が好きです
SF的要素が薄かったので、ちょっと残念だった
「奇骸」を取り込む(憑依する)と人間が妖怪と変化する
今作は、普通レベルのキャラとのバトルでした
今後、「奇骸」を複数取り込んだ、ボスキャラとのバトルなんかもあるのかな
アーケードゲーマーふぶき(1) 1st STAGE「ふぶき爆誕」 [VHS]
ゲームセンターに対応してアーケードゲーマーって…鏡映しだけど、これには深いわけがあるのです。
あらすじまがいですが、アニメが短い時間ながらも良く出来てると思います。
関係ないけど、女子体操着がブルマーとは…。
ドカベン [DVD]
当時30歳をゆうに超えていた川谷拓三(殿馬役)が野球ボールに乗って(!)登場するシーンは一種の驚異と戦慄を与えてくれる・・・!!
とにかく映画を見て唖然としたければどうぞ。
封切り当時、併映の怪獣映画(渡瀬恒彦主演「恐竜と怪鳥の伝説」)より、よほど度肝をぬかれたのを思い出す。
漫画の実写化ではジャック・ドゥミの「ベルサイユのばら」と並ぶ怪作!!