ARB COMPLETE BEST 1978~1990魂
リアル世代として涙が出た・・正直イエローブラッド以降は全くARBを聴かなくなってしまったし、役者にかぶれた凌も嫌になった。昔よく聴いた音楽を改めて聴くとそれほど良くなかったり古さを感じてがっかりする事が結構多いと思うが、このアルバムに収録される絶頂期(個人的に田中がいた「トラブル中毒」まで)のARBは良い意味で期待を裏切ってくれた。魂が震え胸の中が痒くなります。やっぱ凌はARBは凄かった!新たな若者に聴いて欲しいと節に思う次第です。選曲もまぁ納得のいくところで是非に!!!
ヒストリエ(6) (アフタヌーンKC)
例えゆっくりだったとしても仕方の無いクオリティの高さ!!やっと序章を抜けていよいよアレキサンダー登場、しかもへファイスティオンの解釈がまたびっくり(まだ不明な点も多いですが・・・)で、様々な伏線も張りまくりな感じであって、なおかつとても面白く読ませます!
一気に登場人物が増えますが、その顔、キャラクターも、見せ方も上手くて混乱はありませんし、ぺウケスタスまで出てきます!ミエザの雰囲気がまたいいんです。
「ヘウレーカ」の時のハンニバルの目も特徴あって良かったんですが、今回のアレキサンダーの目も凄くなるほど!と思わせますし、既に人柄と後の特徴の絡みを想像させます。
そして鐙の話しもいいです。
ネットでも調べちゃいますが、ここはいろいろ関連本を手にとってしまいそうです、次までにまた知りたくなりますし、知っておいてもその上を軽く越えていく面白さが、さすがです。
ウィキぺディアの「カルディアのエウメネス」関連の充実度、5巻の時には全くなかったのに(笑)、この漫画の影響力の凄さの一端ですよね。
Alexander Mcqueen: Genius of a Generation
McQueenはホント、素晴らしいです!!天才です。
彼の生前の美しい作品が綺麗に載っています。
買って良かったです。
ベスト・クラシック100 2
クラシック音楽に興味を持っていて、どんな曲や魅力があるのかを「聴いて」知りたい人にとっては、本作品は良い選択肢だ。
というのも、3,000円程度の出費で、クラシック音楽の代表的な楽曲が100曲も楽しめるからだ。
それらの曲の多くは、学校の音楽の授業、テレビCMや映画、ドラマのBGMとして聞いたことのあるもので、かつ、アルバム自体も、楽曲を奏でる各楽器の魅力やクラシック音楽そのものの魅力を体験できるように編成されている。もちろん、モーツァルト、ワーグナー、ベートーヴェンら著名作曲家はほぼ漏らさず網羅されている。しかも、6枚目には、彼らに関する勉強ができるPC用コンテンツが収録されているおまけつきだ。
また、業界でも定評のあるEMIが手がけた作品なので、コンテンツの質にも不安はない。
総じて、本作品は、クラシック音楽初心者の入門用として好適と判断できるが、気軽に楽しめる上質なBGMとして使うのも一興だろう。
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [DVD]
メリル・ストリープ扮する母親が突然出て行ってしまう理由や、後半で突然子供の親権を主張しに来る経緯がよくわからなかったが、むしろ母親側の事情を描かないことで観客は父子の関係のみに集中でき、結果としてこれで良かったのだと思う。
映画やドラマを作る大人たちが創造する子供像は、異常に大人びていて聞き分けがよく、普通の子供が絶対に言わないようなセリフも多く、不自然なことが多いが、この映画では子供は普通にわがままで、親に反抗的で言動にリアリティがあった。演じるジャスティン・ヘンリーも見事な名演だったが、これだけ上手い子役に喰われないで演じきったダスティン・ホフマンは凄い。「真夜中のカーボーイ」「パピヨン」「レインマン」などくせのある役どころが多いホフマンだが、普通の職業の父親役でも演じきれたこの作品は、彼の演技のベストであろう。