イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
と尋ねたくなるぐらい、時間を浪費することをしていたことがある。
しかし、他人の2倍働き、3倍の成果を出した(つもりになって)も、所詮3倍でしかない。著者が言う「犬の道」である。
平均の10倍の生産性を叩き出す人は何が違うのか、いつも考えていた。この本は、その辺りを解説する教科書だと感じた。
仕事に時間をかけて質を上げても、そもそもその仕事そのものが取り組むに値するものなのか、結果が出る仕事なのか。つまり、イシューなのか、ということを最初に問いかける。
ああ痛いところを突かれた、そうだったのか。
その気づきの後は、「シンプルで本質に迫る」解説が続く。
イシューの見つけ方、分析の仕方、まとめ方、伝え方などについてだ。
仕事において、努力やプロセスではなく、第1に結果を求められる職種の人はお薦めしたい。
具体的には次のような方々だ。
・知的生産、ナレッジワークの仕事をしている。
・多少の経験を積んだが壁に当たった中堅、あるいは目標を高く持ちたい若手
・時間をかけても成果が出ない。
茂木健一郎のモーツァルト・モード
熱烈なモーツァルトファンである脳科学者茂木健一郎氏監修の作品。私は熱烈なクラシックファンではない。従って、音源や演奏のクオリティ云々には言及できないことをご容赦願いたい。しかし、このアルバムを聴きながら読書、学習、仕事に勤しむと集中力の大幅向上という効果が得られるのは確かだ。気持ちが落ち着き目の前にあることに俄然集中できる。あまり期待せず購入したことが功を奏したようだ。もちろん、単純に「初めてのモーツァルト」として購入してみるのもいいだろう。
MR.BRAIN DVD-BOX
他の方もおっしゃっているように、木村拓哉は配役ミスのように感じました。
ストーリーはなかなか面白い。ただ全てを「脳科学」の絡めて説明するのには少し無理がある。
演出も凝っている。
ただ木村拓哉がこのキャラクターを演じ切れていない。
この作品で一番光っていたのは香川照之だと思います。
「キサラギ」のようなコメディーと見比べるとすぐに分かる。
役の振り幅が大きい役者さんを主役にすればきっともっとヒットしたはず。
なので、☆3つ。
「STEINS;GATE」オーディオシリーズ ☆ラボメンナンバー004☆牧瀬紅莉栖
大人気ゲーム「STEINS;GATE」、牧瀬紅莉栖のキャラクターシングル。
ラボメンナンバーは004ですが、CDシリーズとしては第3弾です。
歌は「約束のパラダイム」1曲のみ。しかしこの歌、とても素晴らしい出来です。
世界観、そして牧瀬紅莉栖の心情に合わせた歌詞が素敵です。曲もゲームのイメージを損なうことなく、密やかに始まり鮮やかにサビへと盛り上がる聴きやすい曲調。
さらに歌唱力に定評のある今井麻美さんだけに、感情を込めて完璧に歌いこなしています。
キャラソンなどとは思えない、レベルの高い珠玉の1曲。ファンならずとも、聴けば魅了されること間違いなしです。
ミニドラマは、父親への想いを綴った内容。紅莉栖の表情が見えるような、見事な朗読ではありますが……あまり楽しい内容ではありません。どうせなら、他のメンバーと和気あいあいしているようなシーンだったらよかったのに。仕方ありませんが……。
かんたん! 100字できれいになる ボールペン字練習帳
お手本の字にクセが無いので、そのまま真似すれば、綺麗に書けるようになると思います。
見開き部分が使いづらいのは、この手の本では毎度の事ですね。気になる方は、切り離してしまいましょう。私はそうしています(笑)。