青春
タイトルが大袈裟な気がしますが誇張は無しです!
この真島さんの歌詞+ノリノリのメロディーがマッチしてとても素晴らしい曲となっています。
青春をカラオケで歌うとこの曲を知らない友達も一緒に口ずさんでくれますよ!今ではカラオケの定番ソングとなっています。
伝説の教師 VOL.1 [VHS]
ドラマの中では傑出して『面白かった』です。
なにより中居君とのコンビが良かった、ここで中途半端な相方だとまっちゃんに遠慮してぐだぐだになってしまうのだが強気な中居君がガンガン突っ込んでいくので、ときにシュールにかわしたりも、なのでいわゆるボケとツッコミが成立していて全体通して違和感なくおもしろかったです。
内容ですが当時まっちゃんが言いたかったことのもろもろをドラマというカタチで表現したわけですが視点がなかなか鋭いなと感じたのと処女作とは思えないバランス感覚にさすがだなーと感じてしまった。
1・2話はすこし慣れるまで大変だったと思いますが(それが画面越しに伝わってきてしまう)、最終回までハズレがなく特に3回の多数決の回はキレてるところが何度観ても笑えてしまう、へたなコントとかよりよっぽど面白い。
ドラマというくくりで見ても笑いというくくりで観てもおススメできる作品です。
奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち
英語ばかり出来ても、国語の基礎がなければ薄っぺらい。
自分の国語力を見直そうと思い本屋で見つけたこの本は、
正に大切なものは何かを感じ取らせてくれます。
橋本先生とその生徒たちの生き様が
ドキュメントタッチで書かれており、
文章量はページあたりの文字の少なさから、
あまり多く感じないにもかかわらず、
多くのものを語りかけているようです。
それは各人が本書を読む中で感じ取ればよいのだろうと思います。
橋本先生は他の本でかなり前にユニークな本を書く先生だな、
くらいにしか思っておりませんでした。
この本を読めば先生の偉大さがよくわかります。
そして灘中高校の見方も変わるかもしれません。
私は遠藤周作が好きですけれども、
なるほど、この先生にして遠藤周作なのかな、とも思います。
読み終わるとなぜか涙があふれそうになりました。
甲子園への遺言―伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯
NHK総合で「フルスイング」と改題しドラマ化もされた話題の1冊。本書「甲子園への遺言」は、伝説の打撃コーチ高畠導宏さんの生涯を綴ったもの。高畠さんの人生はまさに「フルスイング」という言葉がぴったりとくる。35年間プロ野球界で、選手、コーチとして過ごし、何と、59歳にして高校教師になる。そして甲子園を目指す。
プロ野球界では、落合、イチロー、小久保他現在監督、選手として大活躍し日本球界をひっぱっている面々を育ててきた。そして、どこのチームからも引っ張られる実力派。60を目の前にし、教員免許を通信で取り、教壇に立つ。本書では幼少期から晩年までが書かれるが、どの時代も全力勝負だ。
始めての授業で、黒板に「気力」と書き、生徒たちにこういったそうだ。「君たちはこれからの人生でいろいろな困難にぶつかるだろう。でもどんなことがあっても気力で乗り越えてくれ、いいか、人生には気力が大事なんだよ。」いつもフルスイングで生きてきた高畠さんのこの言葉は、生徒たちの心に刻まれたことでしょう。そして本書を通じて生い立ちを読んだ読者の心にも、温かいメッセージとして残ることでしょう。私も本書からとても大切なメッセージを頂いたように思う。