トゥインクル☆スターシップ〈5〉ダメー!これ、あたしの!! (ファミ通文庫)
今回は今まで以上にラブでコメしています。
巻頭カラーイラストもキワどく!?
意外な人物が意外な行動に出たり、そのおかげで主人公周辺の関係がさらに複雑になったり、
謎が少しずつ解けたかとおもえばさらに謎を呼んだり――
またも続きがたのしみです。
回を重ねるごとに本が厚みを増していくのは気のせいか…?
変身 (新潮文庫)
家族はなぜ「虫」になったグレーゴルを嫌ったのか。
「虫」だからではないような気がする。
もう働くことができないから。お金を稼ぐことができないから。
大黒柱でないから。醜い姿だから。
多くの人は、『本当の自分』と『建前の中での自分』を持っている。
そして、対象に、『建前を崩し、「対象にとっての自分」としての姿』を裏切ったとき、もはやその人物は対象にとって、『その人物』ではなくなり、まったく別の対象になるのではないだろうか。
「変身」して「もうひとつの自分」となってしまったグレーゴルは、
もはや家族にとって兄ではなく、忌むべき存在だったということであろう。
レノボ・ジャパン ThinkVision L197 Wideモニター 4434HE1
自宅でのオフィス用途のために購入しました。
コンパクトで解像度も必要十分であり、ノングレアであるため目が疲れません。
奇をてらった所はありませんが、必要な機能を長く満たしてくれる優れものであると思います。
陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)
最初から期待すると内容がよくなかった時にガッカリすると思ったので、期待はせずに購入しました…が!!
読み終わった後に「失礼しました。」と言ってしまいたくなるくらい良い内容でした。
想像していたよりも細部の描写がしっかりしており、美しくも妖しい平安の世を過ごした稀代の陰陽師の魅力はレビューでは語り尽くせません。
他のレビューにもあるように、私もおどろおどろしい印象は受けませんでした。時間もゆっくり流れているように感じられたし…‘物の怪’もそれぞれの事情があってただ単に恐ろしいと言うだけでなく、どこか同情したくなるような哀愁を感じました。
シリーズということでぜひ揃えてほしいと思います。文庫サイズだと安価で持ち運びもできるのでオススメです!