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だから、表面的に見れば、断然有利な立場にあるエスポジト教授にとっては、パイプス氏のことは、競争相手にもならないはずだ。意見が異なるならば、「彼と私とでは、見識が違う。その理由は....」と、淡々と示せば済む。ところが、どういうわけか非難する一方で、学術的な理由を提示しないのだ。


昨日届いた『砂上の象牙の塔』を読み始めたが、なかなか辛辣でおもしろい。ずっと前から、記述内容が気になっていた故エドワード・サイードや、昨年12月20日に来京され、講演を聞いたエスポジト教授に対する批判が何ページにもわたって綴られていた。密かに感じていたことと合致して安心した。


両者ともマレーシアに関する言及があり、私のリサーチ・テーマと重複していることに驚いた。ただ、エスポジト教授より、パイプス氏の方が私と視点が近く、同じテーマでエッセイを書いていることもわかった。後者が、自分は学生運動が盛んだった時代から「小さな少数派」だったという述懐がおもしろい。


ところで、私がずっと変だと思っていること。1940年生まれのエスポジト教授は、日本の大学図書館の著者検索ではざっと100件ほど。邦訳も何冊かある。一方、9歳年下のパイプス氏の著作は、日本の大学図書館には邦訳がなく、インドネシア語訳が1冊の他、重版を除く12冊のみ。勝ち目は前者に。


また、同じイスラーム専門とはいえ、エスポジト教授の研究指導がパレスチナ出身のムスリムの先生で、パキスタンのムスリム家族法の研究が出発点だったのに対して、パイプス氏は、ムスリム社会の奴隷と兵士の関係に着目し、歴史学の観点から、軍事的にイスラームを捉えたという点も看過できない。


この違いはどこに基づくものだろうか。まず、エスポジト教授がイエズス会系統でありながらも、カトリックの保守性等に対して批判的な目を向けていることや、イタリア系移民として「固定観念」で見られたことの不満から、ムスリム移民に対して共感的になっているという経緯を無視することはできない。


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