プレイグラウンド
1991年録音。ペトルチアーニ20枚目のアルバム。パーソナルは、Michel Petrucciani (p,syn)、Adam Holzman (syn)、Omar Hakim (ds omit 5)、Steve Thornton (perc)、Anthony Jackson (b)、AldoRomano (ds on 5)。オリジナル・ナンバーは、Blue Note B2-95480。おそらく多くのペトルチアーニのファンがトップに推すであろう名盤である。
このアルバムの曲は全てが『名曲で名演』である。聴いた方はほとんどが2曲目まで(つまり『September Second』→『Home』)でシビレてしまうのではないだろうか。悲しげなピアノで始まり、シンセが四分音符を奏でるあたりで落涙だと思う。これだけのアルバムはそうはない。ところがこのアルバムはそれだけでは終わらない。凄いのは実は4『Miles Davis' Licks』で、マイルス・ディヴィスを熟聴されている方ほど唸ってしまうだろう。アダム・ホルズマンはマイルスの『TUTU』のシンセ・サウンドを再構築してみせる。そして途中からあの『Jean Pierre』が飛び出してくるのだ。もう完全落涙である。
録音が優秀であるということも特筆したい。これを聴かずしてミシェル・ペトルチアーニを語ることは不可能である。超推薦盤である。
THE TRIO OF OZ (直輸入盤 帯ライナー付国内仕様)
これは最高のトリオアルバムです。なんと言ってもリーダー、ドラムのOMAR HAKIMがいいプレイしています。
ピアノのRACHEL Zもいい 今年の代表作 有力です。
今作1枚だけで終わらないで今後もアルバムを是非リリースして欲しいです。
ライブが見たい。・これはとにかくお薦め作品・
ライヴ・アット・モントルー 1996&1991/92 [DVD]
こちらの公演のほうが、楽しめた。4曲 上に表記がないので、追記しておこう。
1991 01Footprints 02On The Milkyway Express
1992 01Pinocchio 02Peewee/theme p:herbie hancock
ギターがうるさい。90年代前半にありがちなんですが。
ナイトドリーマーよりウェザーリポート時代が好きな方は楽しめる内容では。