Live Aid [DVD] [Import]
1985年当時。私は日本のTVで放送された番組を120分テープの3倍モードで録画していました。もちろん、眠い目をこすりながらテープチェンジをしつつ、全編を見たのですが、日本のテレビでの編集の問題から、CM
やコメントのため本放送の一部が削除されたり、部分的にコメントがかぶったりして残念な思いをしました。その残念さを一掃するのが本タイトルです。幸いにもリージョン1を再生できるプレイヤーを持っていたいたこともあり日本版ではなく本タイトルを選びました。
画像の美しさや音声のリアルさ(5.1は最高ですね)も当たり前ですが、BBCで放送されたこのイベントのきっかけになったニュースなども収録され、なぜこのイベントが開かれたのかもよく分かりました。もちろん日本語字幕のおかげです。一部のアーティストは契約の問題で納められていませんが、それを差し引いても素晴らしい作品です。今まで続くAID物のイベントの原点としても重要な作品で間違いなくお薦めです。
Black Sabbath Story Vol.1 [VHS]
オジー・オズボーン在籍時のオリジナル・ブラック・サバスの活動を記録したドキュメント。
当時のライヴ映像に加えメンバーのインタビューが挿入されているので、様々なエピソードを知ることが出来、ファンとしては垂涎ものである。
バンド結成へのいきさつ、バンド名の由来、さらにはバーミンガム出身の4人の若者によるこのバンドが、世界的なロック・バンドへと飛躍する過程が克明に描かれており、貴重な映像集であることは間違いない。
サバス・ファンのみならず全てのハード・ロック・ファンに推挙したい逸品である。
Black Sabbath
1970年2月13日金曜日、ここに悪魔の子らにしてヘヴィミュージックの祖、ブラック・サバスがデビューした。後のヘヴィメタルのみならずアンダーグラウンドシーンに与えた影響は計り知れない。雨音と雷音、そして鐘の音が響く中、ズルズルと引き摺るアイオミ氏のリフが産声をあげる、超シンプルなリフでありながらそこに纏い付く空気は凄まじいものがある。そして、その反復の中にギーザーの重低音ベース、野獣ビルのドラム、オジーの絶望的で変態的なヴォーカルがのる。後半、曲は速くなり緊張感は増していく、そしてアイオミ氏のギターソロで曲はクライマックスを迎える。あまりに衝撃的な曲である、当時の事を考えれば、この異端さは凄まじいものに違いなかっただろう。二曲め以降は、ブルースを基盤にしたハードロックを展開していくのだが、どの曲も一秀である。一貫してサバス独特の雰囲気が漂っている。ハーモニカを使用したとてもキャッチーな二曲目。ギーザーのベースソロから始まり印象的なリフの四曲目。不穏な空気が漂うアコースティカルなパートから始まり、一転してキャッチーになる六曲目。そして、カッコいいリフで楽器隊が活躍しまくるラスト。まだ、ブルース色が色濃いので独自のスタイルを確率するのはまだ先だが。1stアルバムでここまでやった彼らは、やはり偉大で神です。
Iron Man: My Journey Through Heaven and Hell with Black Sabbath
ハードロック・ファンなら先刻ご承知のブラック・サバスのギタリスト、トニー・アイオミの自伝です。彼は日本ではリッチー・ブラックモア等に比べて知名度は低いですが、英米ではヘビーメタルの創始者として大変な尊敬を集めています。彼のバンドであるブラックサバス自体が現在ではほぼ解散状態である(ただしこの週末に再結成が発表されるという説が濃厚ですが)とはいえ、40有余年の歴史を持つだけあって、やや駆け足で振り返っている感は否めません。380ページの本に90も章があるので、一つ一つの挿話はごく短くまとめられています。
インタビューをTJラマーズという人が文章化したもののようで、会話体なので読みやすいですが、少し深みに欠けます。ただ第三者では知りえない事件の背景も盛り込まれているので、サバスのマニアには面白く読めると思います。
また普通はあまり語られることの少ない有名バンド同士の交流(たとえばブラックサバスとレッドツェッペリンとの親交とか)にも興味を惹かれること請け合いです。
私自身大変なサバス・ファンですが、ロニーの後任としてマイケル・ボルトンがオーディションを受けたとか、ロニーとアイオミの最初の共作とされるChildren of the Seaが実はオジーのいるころ原型はできており、オジーの歌っているバージョンもあるとか、初めて知る事実もありました。
あと写真が少し少な目(カラーの写真が真ん中に16ページぐらいあるだけ)なのが残念な点ではありますが、洋書はこういうのが通例なので仕方ないかもしれません。
オジー・オズボーンの伝記は邦訳が出てますが、トニー・アイオミのは出るかどうか微妙なので、ファンの方には原書で読まれることをお勧めします。
Queen Rock Montreal & Live Aid [Blu-ray] [Import]
QUEENファンなら買うべき。
海外盤なので字幕無やメニューが英語等の不便な点がありますが、わざわざ日本盤を買う必要はないと思います。
1980年代の映像とは思えないほど綺麗なので大画面でバンバン見ちゃって下さい。
パソコンで見ると、感動が薄くなります。
あと ライブのビデオなので大音量をオススメします!!
※家族や近所迷惑を気にするならヘッドフォンで大音量がお勧め!!
最後の「We Are The Champions」が感動のピークでした('∀`*)