1982年に公開されたものの、全米ではあまり評価が良くなく、中くらいの評価止まりだった映画ですが、今の時代だからこそ観るべき作品だと思われます。戦争の空しさや憤り、やるせなさ等を如実に伝えた本作、そしてこのCDはその本作のサントラとなっています。音楽も全体的に暗いものが多く、聞いていて明るい雰囲気にはなりませんが、映画のストーリーをよく表しています。 EDテーマの「It's a long road」は、本作だけに留まらない名歌です。聴いてみればわかるかと思いますが、映画を通して戦争の悲惨さを歌にして見事に伝えています。これは必聴の価値有りです。買って損はありませんよ^^。 オリジナル・サウンドトラック「ランボー」 関連情報
一六歳から一九歳の間に内的情熱の総てを詩に賭けたアルチュール・ランボー。よく言われるように、彼が早熟であるかといえば、私は必ずしもそうではない気がする。彼は熟成してはいない、未熟で不安定な内面をそのまま言葉で表出させた情熱の人だ、という言い方の方が些か正しい気がする。特に「太陽と肉体」という詩などからは、その豊饒なパッションの凄まじさに唖然とさせられる。若い時期にこそ書けた詩であって、その未完の情熱にこそ、私は芸術性を見出す。筆を折ってからは、教師をしたり旅をしたり商人になったり、転々としつつ三十七歳で亡くなったらしいけれど、所謂、普通の人になっていたということだ。狂ったように、憑かれたように詩を書き連ねた後は、死んだような生を送っていたのであろう。その間、彼が何を想い耽っていたのかが気になり、その時期にもこまめに詩を書いていれば、本質的に熟成された詩が鑑賞できたであろうと思うと、少し残念だ。もう詩は書かない、という確たる信念が彼にはあったのだろう。 ランボー詩集 (新潮文庫) 関連情報
アフガンで、ソ連と地元民が戦っていた。しかし、なにせ兵器がちがうので、勝負にならない。地元ゲリラを支援する特命をランボーは受けた。ソ連もスペツナズ特殊部隊を繰り出し、ランボーと激しい戦闘になる。でも、ランボーの一番の武器は、やはりナイフだった。 ランボー3 怒りのアフガン〈ワイド〉 [VHS] 関連情報