現代ポピュラー音楽界の、キー・パーソンの一人。あまりメジャーな存在ではないが、過去の四作品(2003年10月現在)は全て傑作。しかもそれぞれのアルバムが、微妙に肌合いの違う内容になっているのも凄い。本作はファンク色が最も強調された仕上がりで、ジャズ界のホープ(当時)ジョシュア・レッドマンや、ビリー・プレストンがゲストで参加。ミシェルのヴォーカルは歌うというよりは、スポークン・ワーズに近い独特のもので、それが重たいビートに乗るのだから、駄目な人にはとことん駄目な音楽かもしれない。しかしこれこそ、ブラック・ミュージックの、一つの理想型だと思う。ちなみに「ンデゲオチェロ」はスワヒリ語で「鳥のように自由」の意だそうです。 Peace Beyond Passion 関連情報
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