Wonderful World [DVD]

浪川さん初監督作品。出演者のほとんどが声優をメインにして活動されている方々なので声優さんに免疫のない方がみると誰だ？ってなります。しかし、声優好きが見れば話は別。物凄く豪華なキャストで構成された作品で、夢の競演でもあるという事に気付かされます。作品内容は購入してからのお楽しみと言いたい所ですが、それではレビューにならないので手短にご説明させて頂きます。シナリオは二流の下。映画としてのエンターテイメント性はほぼゼロといっても過言ではありません。脚本の酷さはこのＤＶＤ最大の鬼門であり逆に言うと脚本意外は高水準です。キャストの方々の演技は本物で、見ていて何の違和感もありません。凄くベテランさんまでヌルっと出てくるので驚きの連続でもあります。声優を生業としているだけあって台詞にも感情がこもり物語を引き立ててくれます。しかしいかんせんお話自体が面白くない。とても残念です。それでもキャストの方々が持つ魅力は最大限まで引き出され、見せるというよりは魅せるという表現がピッタリのこの作品は、購入を心待ちにしていた自分にとって満足のいく買い物でした。例えるならゲームシステムは秀逸なのにシナリオがダメなＲＰＧといったところでしょうか。それでも感じるものや考えさせられる部分もあり作り手の愛情を感じる作品に仕上がっています。これだけ豪華なキャストでお値段もリーズナブルなので、コスト的には特盛り汁だく生卵付きってな程に豪勢です。購入に関しても後悔はしていません。普段お声だけの声優さん達が動いて喋るだけでも嬉しいこのＤＶＤ、一度ご視聴してみてはいかがでしょうか？ Wonderful World [DVD] 関連情報

What a Wonderful World

このアルバムはワタシがリアルタイムで聴いた最初のサッチモなんで愛着深い作品ですね。ミュージカル映画で歌っているのは何本も見てて歌い方真似してて、幼稚園児のワタシから見てもカッコイイ人でした。 確かに今聴くと曲調に統一感がなく寄せ集めみたいな感も有るけど逆にそこが彼の音楽の幅広さ懐の深さだよね、だから初めて聴く人には良いかも知れないね。この作品を取っ掛かりにして、サッチモの素晴らしき世界を楽しめたらと…このアルバムと似た彼のポピュラー歌手としての選曲のセンスの良さ、歌い回しの軽快さを求めるならデッカ盤「サッチモセレナーデ」「ハロー・ドーリー」がオススメですね。いやぁ「サッチモ・シングス・ディズニー」が一番かも(笑) ジャズトランペットの開拓者、ニューオリンズの帝王としてのオススメ作品はコロムビア盤「プレイズ・WCハンディ」と「アンバサダー・サッチ」に尽きるでしょう。ただ彼の魅力を百パーセント出し切っているのはワタシ的には映画「五つの銅貨」じゃないかなと思います、何度も泣ける良い映画ですね。「この素晴らしき世界」を歌ってて、いつも思うのは歌詞の素朴な飾らない美しさですね。サッチモそのものな歌なんですねぇ… おぉーいぇ〜 (とほほの助) What a Wonderful World 関連情報

2015.10.5 AKIBAカルチャーズ劇場 わーすた定期公演『ワンダフル・ワールド』 わーすたの新曲『ワンダフル・ワールド』になります。