よく知られる福沢諭吉の「痩我慢の説」を読むと、福沢の立場にも勝海舟の反応にも共感できる部分がありますが、本書はそうした時代の背景を幕政初期の行政機構の確立期に遡って流れをわかりやすく示してくれる、面白くてありがたい本です。たとえば勘定所は財務行政のほか天領の最高裁の役目も担い、これを継承した明治政府では、財政担当部局の中に司法担当部局があって問題にされたりと、徐々に変更を加えられながらも、実務に当たる下級の役人は、おそらくほとんどが留任のままであったことがわかります。面白いのは函館戦争の状況で、維新政府が乗り込んで函館奉行所の組織と人材をそのまま函館府として行政を開始し、そこに旧幕軍が乗り込んで函館府のトップが青森に逃げると、旧幕軍が函館府の職員を使って行政を行っているところで、二君に仕えたものにも苛烈な処罰はなく、こうした実務担当者の能力と職務への忠実さを柔軟に活用できたことが、明治という時代がうまくテイクオフ出来た背景にあったようです。要は薩長政府も、高い情報力を持つ幕臣の能力を利用しないと成り立たず、旧幕臣は猟官運動よりは個々の能力を買われて明治政府に仕官したものが多いものの、見当違いで藩閥の一種と看做したメディアによる批判への対応が、福沢と勝のそれぞれの立場での表現になったようです。 明治維新と幕臣 - 「ノンキャリア」の底力 (中公新書) 関連情報
作品紹介を見て、キャストに子安さんの名前を拝見して購入しなければ!と思い購入しました。原作は未読だったのですが、簡単な作品紹介を読んでお話としても面白そうだな・・・。と思っていたので。メインとしては、井上さん演じる「柚木さん」と、近藤さん演じる「桐野さん」が主なストーリーの流れでその廻りを取り巻く3人の個性豊かなキャラクターといった感じなのですが、私的には、子安さん演じる「笹山さん」があまりに素晴らしく(普段の口調からキレた際の演技の迫力が凄まじく良かったです♪)、聴いていて身震いしてしまいました。子安さんの出演されているCDには「外れだったな・・・。」と感じた作品がこれまでも無かったのですが(作品としてはイマイチでも子安さんの演技力に助けられているな・・・。という作品も多々ありますが・・・。)今回のこのCDの子安さんの迫力には本当に圧巻させられてしまいました。改めて、子安さんの演技力の幅広さを実感させて頂けた素晴らしいCDでした。井上さんが演じていました「柚木さん」というキャラクターもいつもの井上さんのイメージとは違ったポヨヨンとした何だかオドけた可愛らしい印象を受けて(正直、聴く前はキャストミス的なイメージを持ってしまうのではないか・・・と感じていたのですが)良かったです。あと、今回楽しみにしていたのは最近 個人的にプッシュな近藤さんの演技でした。癖のある独特な声質に何だかハマってしまい今回のこのCDでも絶妙なトーンヴォイスでキャラとしても近藤さんのイメージにとても合っていたと思います。日野さんのお軽い感じの演技、そして山崎さんの飄々とした何とも掴み所の無いキャラクターもとても良かったです。全体として、BL作品ではあるのですが最近のものでは珍しく絡みもなく作風としてもコメディータッチなとっても楽しく聴けるCDで大満足の1枚でした。初回生産の方を購入したので、本編CDの他にアフレコ台本と、原作同人縮刷版(どういった原案の作品なのかを触れる事が出来、キャラのイメージが掴めて本編CDを楽しむことが出来ました。)主要キャスト5人のテーマトークCD付と素晴らしい内容で文句なしの☆5つです。是非、初回生産CDの方で本編と併せて楽しいテーマトークも聴いて欲しい1枚です。(子安さんのテーマトークでのテンションの高さ(楽しそう)と、子安さんと井上さんの褒め殺しトーク?を大爆笑しながら聴いて頂きたいです。) 「先生はダミー」IN A BOX(インナボックス) 関連情報
即納【お正月ステッカー】シルキールームオリジナル ウォールステッカー ウォール ステッカー ポスター シール 門松 鏡餅 はがせる 壁紙 壁シール 子供にも安心♪60×90cm特大サイズ
商品の到着が早く、貼ってもきれいにはがせました。お正月ムードを味わえてとても満足しています。 即納【お正月ステッカー】シルキールームオリジナル ウォールステッカー ウォール ステッカー ポスター シール 門松 鏡餅 はがせる 壁紙 壁シール 子供にも安心♪60×90cm特大サイズ 関連情報
井上さんのファンで、執事好きなので、これは買わないとと思い購入しました。「はい、ご主人様」と言うだけなので、ストーリーを重視する方には向かないかもしれません。複数のご主人様に、いろんな事を言われます。かなりいろんなタイプのご主人様がいらっしゃいます。そして、その主人の言葉に対して、「はい、ご主人様」と言うのが、毎回微妙に変わります。主人からの言葉を聞き、驚いたのであれば、驚いたように「はい、ご主人様」と言ってくれます。その場その場にピッタリと合うのは凄いです。「はい、ご主人様」だけで、あれだけ楽しませてくれるのは、さすがベテラン声優さん・・・と思いました。言葉だけなので、こちらがシーンを想像(妄想)出来るのも楽しかったりします。買って損は無かったと、思う品でした。 はい。ご主人様 関連情報
角松ファン歴30年、初期とはいえ最もお気に入りの一つであったSEA BREEZE。数えきれないくらい聴いたはずなのに初めて聴くかのような新鮮な気持ちにさせる2016版。角松シティポップスが帰って来た~!!活動凍結→解凍後の音楽も勿論良いのですが、やっぱり初期の頃のような音楽を聴きたいファンの方も沢山おられると思います。角松さん、今度は新作でSEA BREEZE系の音楽お願いします!!「Elena」、「Yokohama Twilight Time」最高!! その他ももしドラマの主題歌やCMに使われれば注目必至の曲ばかりです!! SEA BREEZE 2016(初回生産限定盤) 関連情報