ショックでした。非常にキツく、見るのがつらい作品です。特に、学生時代の恋愛を引きずっている者、就職して自分が恋愛につくづく向いていないのだと悟った者にとっては耐え難い苦痛というか鈍痛を感じることでしょう。私は最後の最後まで作品の中に救いを求めてしまいました。でもそれはなかった。それでも作者のメッセージを何かしら受け取れる方はよいでしょうが、私はダメですね。「現実がこんなにつらいのに、どうして映画の中まで、こんなにつらいものを見せつけられなければならないんだ。」というよく聞く感想が思いつく、ある人たちにとってはただただ落ち込ませるだけの作品かもしれません。もしも映画館で見ていたらブルーレイもDVDも買わなかったと思います。こんなにつらいものを二度と見たくないからです。映像は素晴らしいほど美しいです。しかしそれは人を落ち込ませるのに大きな役割を果たします。 秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX 関連情報
秒速5センチメートル
小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴
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