いつも購読している『PLAYBOY』誌に掲載されていた「『アメリカン・ギャングスター』の素顔」という記事を読んで、本書を買いました。『PLAYBOY』の記事は、映画『アメリカン・ギャングスター』のモデルである実在したハーレムの麻薬王フランク・ルーカス本人のインタビュー記事でした。最初の逮捕で懲役70年を宣告されたものの、特赦を受けて81年に釈放。その後、再び麻薬犯罪で捕まり、91年に釈放されたそうです。タイ、ビルマ、ラオスの国境にあるゴールデン・トライアングルの状況や、まるで戦争のような帰路、軍用機を使ってヘロインを密輸する話など、70年代当時の生々しい話が綴られており、すごく興味をそそられました。ノベライズである本書は、買ったその日のうちに一気に読破してしまったのですが、もちろんのことながら一連のより詳しいストーリーがあり、こうした雑誌の記事と照らし合わせて読むことで、より一層味わい深いものになりました。ちなみに『PLAYBOY』には、フランク・ルーカス本人とリッチー・ロバーツ元刑事本人のツーショット写真も掲載されていました。2月の映画公開が待ち遠しいです。 アメリカン・ギャングスター (ソフトバンク文庫) 関連情報
一人でレイトショーに2回も足を運び、レンタルではなくてどうしても自分のものとして何度でも好きな時に観たいと思い本品を購入しました。はじめは善良そうなイメージのデンゼル・ワシントンがギャング役なんて、と思いましたが意外に合っていましたし、ラッセル・クロウも存在感や演技、たち振る舞いなどさすがです。とにかく全ての配役がよく、リアリティがありました。映画がよかったあまりに、つい思いあまって”コレクターズBOX”を購入してしまいましたが、付属している2本目と3本目のDVDはひたすら制作秘話的なもののインタビューが繰り広げられており、自分には通常版より高いお金を出して買わなくてもよかったかなという感じの代物でした。 アメリカン・ギャングスター [Blu-ray] 関連情報