太陽 大異変 スーパーフレアが地球を襲う日 (朝日新書)
NASAが2013年8月5日に太陽の極シフトが近いと発表しているのを知り、太陽を取りまく周期の問題、太陽嵐の問題など気になり、昨日からいろいろと調べていました。注)NASAの記事は下記URLhttp://www.nasa.gov/content/goddard/the-suns-magnetic-field-is-about-to-flip/#.UiLNpGQRDFxその結果・太陽活動周期11年のリズムが崩れている。・2008年が太陽黒点の最小年で2013年は太陽黒点は最大に向かっている(第24周期)が第23周期の半分程度のピーク状況。・太陽磁極の転換が始まった(N極とS極が逆になる)。・今回の極転換はリズムを崩している(早まった)。・4極構造という珍しい形が予想(進行中)。・2013年後半には大規模な太陽フレアが想定されている。・2013年5月13日から5月20日にはXクラス(最大規模クラス)の太陽フレアが連続して発生。地球への物理的な影響はほとんど観測されていない。(ただし日経平均はその後の5月21日から暴落。)・11年周期の伸び、極転換の早まりは、17世紀後半のマウンダー極小期と類似している。などが分かったのですが、太陽について体系的な説明をしてくれる手軽な本、及び太陽フレアーのことを知りたくなり、探したところこの本に行き当たりました。2013年7月25日出版のできたてほやほやの本です。Kindle版でダウンロードして3時間で読み終わりました。非常に満足度が高い本でした。著者は京都大学大学院理学研究科付属天文台長の柴田一成先生。太陽天文学がご専門。科学雑誌Natureへの投稿で、査読者(レフリー)から太陽がスーパーフレアを起こす可能性がある記述について修正を求められる話から始まります。論文は太陽型恒星の観察結果148の星で365回もスーパーフレアが起きていることを膨大なケプラー衛星探査機の望遠鏡データーを整理して発見された内容を記載したものです。著者らは不本意ながら太陽でのスーパーフレアの可能性に関する記述は削除し、Natureに論文は搭載されています。ただしその記述がなくても太陽でのスーパーフレアの可能性については読者は容易に気づくでしょう。太陽フレアがどのような物であるのか、太陽黒点が磁束の断面であること、黒点はNとSがセットで2つ現れるのが基本形であること、太陽の極転換と黒点の極転換の関係、太陽の構造など読めば読むほど、私に取って新しいことばかりです。物理学が苦手な私には、難しい部分もあり正確に理解できない所もありましたが、知的要求を満足させてくれる良い本でした。なおできれば温暖化に関する記述も、太陽主要因説をもう少し詳しく聞きたいと思います。本書の第1章の要約的なビデオがYouTubeに搭載されています。http://www.youtube.com/watch?v=83onTBmvT3A
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Vol. 2 - Liquid Tension Experiment
1999年、LIQUID TENSION EXPERIMENTの2ndアルバムです。 1stが1週間(実質5日間)で製作されたのに対し、今回・2ndは、2週間半の期間で製作されています。 そのためか、メロディーライン、アレンジ、曲の展開 etcのあらゆる面で、より完成度が高い音楽になっています。 スリリングでかっこいい、tr. 1 美しいKey → 歌うG → JazzyなG & Key → ラストはスピードアップ! と展開していく、tr. 2 「Metropolis Pt. 2」あたりのDTを思わせる、tr. 4,5 Jordan RudessのKeyが、幻想的な雰囲気から、Jazzyな雰囲気へ流れていく、知的で美しい、tr. 7 叙情的で、ちょっと寂しげで、とても美しいスローテンポの曲、tr. 8 。。。などなど、素晴らしい曲が多いです。(まあ、「1曲で何曲分?」という曲が多いです) 1stと比較すると、2ndでは、「バンド全体のアンサンブル」で音楽をやっていると感じます。 より「空間的」「立体的」という印象です。 また、プログレ的な側面を持ちつつも、フュージョン的な色合いも結構出ていると思います。 「プログレメタル」「ハードフュージョン」「両者の中間」を、自由に行き来するようなイメージです。(ロック系のファンには、このあたりで、好みが割れるかもしれませんが、 いまいちと思う人は、まずは、聴き流して、慣れていただくのが一番だと思います。) 超絶技巧のみならず、音楽的にも、「聴き込むほどに、良さがにじみ出てくる作品」です。 「DTファン(特にインスト部分)」「各メンバーのファン」に、オススメです。 また、「プログレ・ファン」「各楽器を演奏する人」「フュージョン・ファン(テクニカル系)」にも、Good!だと思います。
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4G LTE/LTE-Advancedのすべて 上巻
通信は専門ではないので、最近騒がれている4Gとは何か、知りたくて購入しました。でも、ぎごちない翻訳なので、文を一回読んでそのまま理解することができませんでした。しかし、詳細な図がいっぱいあるので、それを見てなんとなく感じがつかめます。他の類書も見てみましたが、この本は、素人にも理解できるような専門書です。翻訳がまずいので星一個減点。
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体のココを温めると病気は治る! 若返る! (42℃入浴でシワ・シミが消える!)
中古を買いましたが、とてもきれいな状態の本でした。本の内容は、絵と文章で具体的に整理されていてわかりやすかったです。
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「ゲテ食」大全 (DATAHOUSE BOOK)
確か僕がこの本を買ったのは「悪趣味」が華やかなりしころの90年代最後のころ。出してる出版社が悪趣味では絶対に外せないデータハウス。そしてタイトルが「ゲテ食」。「いつもの」悪趣味を期待して読んだら見事にいい意味で裏切られましたよ。読んでわかるのはこの本がとても「誠実に」作られているということ。伝聞でもさまざまな文献をあたってあり、それがよくある「擬似本、ネタ本紹介」ではなく「参考文献」として使ってあり、そしてその多さが面白さに反映されていることがこの手の本ではきわめて異例。(注釈などもきっちり作られているので他のレビュアーの方も書かれているが食材の寄生虫注意のくだりは秀逸!!)しかもゲテを食材としてきちんと扱い、しかも「できることなら旨く食おう」ということがよくわかります。 「食材」については著者も書いているが鵜呑みにはできないが「これなら食いたい」とも思わせてくれます。(モノによりますが) なぜかこの本のこのページを見た方は非常に幸運です。
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